2022.7.31(日)

先週24日に心温まる演奏会に行ってきました。

年齢層高めの「混声合唱団ノイエ」。20歳代〜50歳代の女性合唱団「Snow White」。そしてSnow Whiteの団員の子ども達を中心に結成された「桶川こども合唱団」。

2時間半以上のプログラムでしたが、色々な層のハーモニーを聴くことができて楽しむことができました。別々の合唱団ですが共通しているのはピアニストさんが同じってことです。

 

声楽レッスンに来ておられるTさんからチケットをいただきました。

コロナ禍で皆で集まって練習ができない時が長く続きました。そして団員を半分に分けての練習が始まり、やっと皆で集まって声が合わせられるようになりました。

今までにない苦労をしながら演奏会を迎えたことでしょう。そのご苦労を想像しながら1人1人のお顔を拝見しました。マスクで半分以上覆われていますが、目から身体全体から歌う喜びが伝わってきました。Tさんもお客さんの前で歌うのは気持ちよかったと話されていました。

ノイエの団員がステージに出てこられ、男性2人が中央に椅子をセットしました。演出に使うのかなぁと思っていたら女性2人が座られました。1人の方は杖を使っていました。演奏が始まるとサッと立たれて歌われ、曲と曲の間では一休み。ステージを下りる時には、前を歩かれている方が2人にさりげなく手を指しのべていました。

何年も一緒に歳を重ねながら歌ってこられた合唱団の背景が見えたように感じました。同じ衣装に整って並ぶことも素敵ですが、それ以上の素敵な心を見せてもらったようでした。