2017.7.22(土)

さいたま市大宮中部公民館にて

1時30分~15時   (1時開場)

天井から 日差しが差し込む明るい会場でした。私たちが演奏しやすいようにクーラーを調節してくださったり、控え室に扇風機を用意してくださったりと細やかな対応。
外は35度の暑い中をたくさんのお客さまが集まってくださいました。先着順とのことで募集が始まると早くのうちに定員に達したと公民館の方が話してくださいました。

シューベルトの『野バラ』『ます』『子守歌』から演奏がスタート。

私のコンサートは歌う前に簡単に曲についてのお話をしています。

どんな作曲家だったのか。

またどんな時に曲が出来たのか。等など…

曲の背景を少し知ることで初めて聴く曲でも構えずに、柔らかい気持ちで聴くことができるのではないかと思うからです。

みなさん熱心に歌もお話も聴いてくださいました。メモを取りながら聴いていたお客さまがコンサートが終わった後に質問に来られました。シューベルトについて聞きそびれたとのこと。嬉しいですね。

オペレッタ『こうもり』より

“公爵さま、あなたのようなお方は”を演奏した時は歌う場面の話をしてから公爵さま役を男性のお客さまにお願いしました。

「歌わないで前に立っているだけなので大丈夫ですよ」と伝えると大体オッケーしてもらえます。

一人で歌うよりも、前に出てきてもらいお客さまが参加する方が大変盛り上がります。今日もクスクスしながら楽しそうに聴いていただけました。

公爵さま役のお客さまに感謝です。

休憩をはさんで2部ではみなさんと一緒に2曲歌いました。

歌う前に簡単に腹式呼吸の勉強。
椅子に座ったまま体を少し前に倒しながらお腹に息を入れる。フウッと吐きながら体をまっすぐに戻す。みなさん真剣なお顔で腹式呼吸をしていました。
響きのいい会場ではありましたが、腹式呼吸を意識して歌ったからでしょう、みなさんの歌声が大きく感じました。

短い時間でしたが、熱心にそして温かい雰囲気をもって聴いていただけて私も高澤さんも気持ち良く演奏することができました。

ありがとうございました♪