2019.11.10(日)

ウィークエンドセミナーが11月9日と10日の2日間   松明堂   音楽ホールで行われました。私は2日目のバロック歌曲の公開レッスンの聴講に参加してきました。

古楽界の第一人者で透明感のある独特な美声と、ノン・ヴィブラート唱法によって『天使の声』と呼ばれているエマ・カークビーさん。CDも持っていて生の演奏を聴きたいとずっと思っていた方が公開レッスンをされると知り、とても楽しみにしていました。

 

12時半からレッスンは始まり一人40分の個人レッスン。6コマありました。会場は満席。

すでにバロックものの演奏会で歌っていらっしゃる方も受講生におられました。レッスンを間近に触れられることができたこと、音楽をたくさん浴びて幸せな時間を過ごすことが出来ました。

私自身、にっこり頬を上げ笑っているように歌いなさいと学生の頃から指導されていました。明るい響きになるので今は生徒さんにも伝えています。

しかしにっこり笑って歌っていると口が横になってしまい子音が発音しにくいからとエマ・カークビーさんは何度も注意されていました。耳と鼻のライン    口の奥で笑って、頬はあげない(見えている顔は笑ってないけれど奥で笑っている状態)

 

 

たくさんの収穫があり、メモしてきたことは落ち着いて後でゆっくりまとめたいと思っています。頬の使い方も試してみたいと思います。

レッスン中にエマ・カークビーさんも歌ってくださり感激!!    すぐ横を通って感動!!(ミーハーです…)

天使の声の持ち主はお人柄も優しさで溢れていました。時には笑いあり。リラックスした雰囲気の公開レッスンでした。会場のみんなで発音しましょうと投げ掛けたり。

音楽の楽しさと奥深さを改めて触れることができた有意義な一日となりました。