2024.3.23(土)

 

先日、桶川市民ホールでのスプリングコンサートが無事に終演。多くのお客さまにお運びいただきありがとうございました。

コンサートが始まる前に客席を偵察に行かれた出演者さんが、「お客さまがいっぱい!」と。より気合がソリストも合唱のみなさんも入っていたように思います。やはり舞台に一歩踏み出して行った時に

暖かく迎えていただけると本当に嬉しいものです。

 

今回は初めてメゾ·ソプラノ(小道一代さん)の方と二重唱を歌わせてもらいました。

ドリーブ作曲『ラクメ』より花の二重唱。3度で動くハーモニーがとても美しい曲。響きののった、繊細な息づかいが求められる難しい曲でした。ずっと前から演奏してみたかった曲でしたので、よい機会をいただけました。

小道さんには音楽的なことはもちろん、動きやタイミングなど沢山アドバイスくださり心強い先輩でした。

 

 

もう1曲はヨハン・シュトラウス作曲『こうもり』より 田舎娘に扮するときは。

妹役の石田明美さんとちょっとセリフもあり演技しながらお手伝いのアデーレになりきって登場。テンションすごく上げてました!(笑)

刑務所長フランクにパトロンになってもらおうと女優になりきってアピールしていく楽しいアリア。

スカーフの巻き方で田舎娘、女王様、パリの貴婦人と演じ分けをしてみました。手袋をつけていたのでスカーフが滑らないよう何度も練習。

2台ピアノとヴァイオリン、タンバリンの伴奏は華やかでありオーケストラのように支えてくださいました。テンポが揺れるところも寄り添いながら心地よく合わせることができました。感謝いたします。

 

終演後には懐かしい出会いもありました。15年以上前にコンサートで出会ったお客さま。それからずっとお年賀状のやり取りをしていました。1年に一度、母娘の様子を知ることが楽しみになっていました。そのお二人が神奈川県から来てくださいました。

音楽のご縁を強く感じた、幸せな1日でした!