2018.9.2(日)

先日、目白教育ホールにてヴィブラートについての講座に行ってきました。

*1番上の写真…左側は川井弘子先生。右側はゲスト講師の耳鼻咽喉科    三枝英人先生。

*下の写真は講座に参加されている方々。

 

よくヴィブラートがかかりすぎている、コーラスなどの注意でヴィブラートを押さえてなどなど。

分かっているようで分からないヴィブラートのメカニズムを耳鼻咽喉科の先生が解説と実際の写真スライドで分かりやすく説明してくださりました。

大きな収穫は、ヴィブラートは自分でかけようとしてつくものではないということ。自分ではつけることができないもの!(エエエ~驚きです)

心地よいヴィブラートは…

♪無理のない歌唱技術を習得する過程で、身体に刻み込まれていた《生命のリズム》が現れたものである。自然に賦与されたものではない。

♪脊柱による安定した姿勢保持、横隔膜主体の呼吸がその基盤となる

♪安定した呼気に導かれた声帯振動が習得され初めて体現し得るものである。

♪従って音が伸びてから現れる。音の最初から発現さない。

♪生命のリズムであるが故に、歌い手にとっても、聴き手にとっても心地よいものとなり得る。      (以上、講座の資料より)

 

正しい姿勢と横隔膜の呼吸をいつも自分自身に語りかけて、無理のない発声を心がけたいと強く思いました。