2023.2.20(月)

今年も18日に大宮南公民館で春まちコンサートが開催されました。

コロナ禍で定員30名を予定していたところ沢山の申し込みがあり抽選に。少し増やしてくださり42名のお客さまが足を運んでくださいました。一週間前は埼玉でも雪が積もりましたが、当日は春まちコンサートのタイトルのように暖かく穏やかな1日でした。

毎年お会いしているお客さまとは1年ぶりの『こんにちは』を。初めての方は?とお尋ねしたところ10数名のお客さまがいらっしゃり『はじめまして』のご挨拶をしてコンサートがスタート。

山田耕筰作曲の童謡百曲集から「この道」「電話」などを演奏。

モーツァルトの「人気のない森で」「小鳥たちよ おまえたちは毎年····」のフランス歌曲を。

詩のテキストをお話しながら進めていきました。時には解説のメモ紙を見ながら、どんな歌詞なのか、いつ頃の作曲家なのかをつたない解説ではありますがより曲の背景を感じていただけたら…の思いからお話を入れています。

プーランクのオペラ《ティレジアスの乳房》から「いいえ、旦那さま」を演奏。ユニークな奇想天外なアリアをどう表現したらいいんだろう…と試行錯誤していました。ピアニストの高澤亜依子さんのピアノに助けてもらいながら私にとって初披露のアリアをなんとか歌いきることができました。こんな和音が下でなっているのかぁ。フラメンコの音楽が流れると呼吸が変わるなぁと合わせを重ねていきながら発見あり。まだまだ足りないことだらけでしたが私のレパートリーになっていったらいいなぁと思っています。

演奏会が終った後、あるお客さまから「歌もいいけど、お話が好きなのよー!」と言っていただき嬉しい気持ちになりました。(たどたどしいおしゃべりなのに…)

休憩をはさんで、2部はみなさんと一緒に歌うコーナー。身体が楽器なんだぁと感じてもらえるような呼吸法を立ち上がって実際にやってみました。

そのあと、『早春賦』と『たのしいね』を会場のみなさんと歌いました。

去年は心の中で歌いましょう!でしたので今回はマスクはつけてはいますが会場によく響いてよかったです。

夏から公民館は改装工事になるそうです。次にお会いするときはマスクなしで、みなさんお一人お一人のお顔を拝見しながらコンサートができるといいなぁと願っています。

蕾がたくさんついている桜の花束とチューリップの花束を頂戴しました。まさに春待ち!