2022.5.21(土)
先日ブログに書きましたナターシャ·グジーさんのチャリティーコンサートへ行ってきました。
この時間帯はレッスンしているのですが、調整させてもらいコンサートへ。
コロナ感染者が落ち着いてきたこと、そして地元桶川市民ホールで開催されるとあって教室の大人の生徒さんも沢山チケットを買われていました。客席は満席! 多くの人が音楽を欲していたのだなぁと感じました。
コンサートは休憩なしの90分。木の温もりに包まれているホールですが、今日は黒い幕がかけられてピアノもなし。
マイクと椅子だけのとてもシンプルな舞台でした。
伴奏は民族楽器のバンドゥーラ。ルーツはギリシャ。ギターより丸みがあって弦は63本。8キロもあるそうです。音色はチェンバロみたい。
ナターシャさんの透き通った声とバンドゥーラがとけあって、目を瞑るとウクライナの国旗、水色の空と黄金色の小麦畑の限りなく広い光景が見えるようでした。
曲間では、楽器の話や幼い時にチェルノブイリ原発事故で被爆されたこと。3日間だけ避難してまた戻れると言われて自宅を離れたこと。そして20年経っても自宅へは帰れなかったこと。街や森が取り壊されたこと。
「忘れてしまったら、またくり返される!」の言葉が心に響きました。この話の後に『千と千尋の神隠し』の“いつも何度でも”を演奏。聞いたお話とリンクして涙が溢れてきました。歌はやはり言葉です。言葉の大切さを改めて感じました。
知らなかったウクライナを少し知ることができました。
2022.5.6(金)
昨日、私の先生 前田地香子先生の門下生発表会がありました。GWで教室のレッスンはお休み。普段は自分のためにじっくり音楽する時間が持てないので良いタイミングで演奏の機会を持つことが出来ました。
とても響きのよい浦安音楽ホール。
ラヴェル作曲 ハバネラ風ヴォカリーズ
ドリーブ作曲 オペラ「ラクメ」より 鐘の歌
2曲を演奏しました。練習では出来ても本番では出来ないことが沢山。また丁寧に練習して、小さくても進歩していけたらと思っています。
2022.5.3(祝)
声楽の声楽さんには、季節ごとに課題曲を渡しています。
3月頃は、<弘田龍太郎:春よ来い> <滝廉太郎:花>を練習しました。
5月は<文部省唱歌:鯉のぼり> <中山晋平:せいくらべ>を練習中。
中高生や大学生の生徒さんは、「知らなーい!」と。 少し昔の歌ですが、日本の景色、情景が感じられる良い歌ばかりです。歌を伝えていくことも大事なことだなぁと思いました。
大人の生徒さんは、とても楽しそうに歌っています。耳から入ってきたよく知っている曲も、楽譜を見るとこんな音符だったんだぁと発見があるみたい。歌詞の世界観も新鮮に感じているように私からは見えます。
いつもの何気ない生活の中に、小さな季節を感じていけたらいいなぁと思います。
差し入れで頂いたクッキー。お菓子からも季節を感じて…。
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