11月末に上尾の中学3年生Yさんが声楽の体験レッスンにみえました。
声楽科を受験しようと思っている生徒さんでした。受験まであと3ヶ月しかない…でもやる気もあり歌が大好き!
声を聴いてみると、中学生の声にしては大人っぽく深みのあるよい響でした。
体験レッスンをうけその日に入会。12月からレッスンが始まりました。
吹奏楽部でクラリネットを吹いていたそうで、複式呼吸もすぐにコツをつかんで出来るようになりました。リードに息を吹き込むような感じで声も力むことなく自然に響かせていました。
今日からイタリアン歌曲をスタート。巻き舌も出来て初めてとは思えないほどきれいな発音でした。
合格という目標に向かってしっかりレッスンしていきましょう。
12月16日(日) 上尾文化センターにてピティナステップが開催されました。
上尾の小学1年生のAちゃんが今年も挑戦して、合格しました。約3ヶ月かけて課題曲と自由曲を仕上げていきました。
譜読みが出来てからタッチのこと、レガートの弾き方、音色のことなどを細かくレッスンしてきました。レッスンで注意されたことをすぐ直して弾くことができるAちゃん。でも次のレッスンのときに忘れていることがたびたびありました。何度も同じことを伝えて積み重ねていきました。
頑張って練習した結果、自由曲で一人の審査員の先生が『S』の評価をつけてくださいました。普通が『A』の評価。ミスがあったり、テンポが崩れたりすると厳しい審査員ですと『B』の評価。素晴らしいの『S』の評価は本当に嬉しいです!
今日のレッスンで、Aちゃんとお母さんと私でいい評価に大喜びしました。
12月に入り空気が大変乾燥してきました。お肌がカサカサになるのと同じように喉も乾燥してきています。喉の粘膜が渇かないように私は喉飴をなめてケアしています。
おすすめの飴をいくつか紹介します。
*ボイスケアのど飴 ~音楽大学との共同開発~ カンロ
*鼻・のど甜茶飴 森下仁丹
*たたかうマヌカハニー カンロ
森下仁丹の甜茶飴は歌手の森山良子さんや安田祥子さん、由紀さおりさん姉妹、歌舞伎役者の市川海老蔵さん達が愛用のど飴だそうです。生産中止の噂を聞いた森山良子さんが「この飴がないとこの先歌っていかれないからどうか作ってください」と森下仁丹の社長さんにお手紙を書いたそうです。その願いが叶い、お店では買えませんがネットで買うことができます。正直、美味しくてはありませんが効果抜群です。
たたかうマヌカハニーののど飴はマツコ会議で取り上げられていたのを観て、早速5袋購入。こちらは美味しく、舐めやすいです。
2017.12.6 王子ホールにて
キャサリン・サンプソン ~花によせて~のリサイタルに行って来ました。
リートばかりのリサイタルで、1部は〈さまざまなばらに寄せて〉6人の作曲家のバラのタイトルがついた曲を演奏。〈リヒャルト・シュトラウスの初々しい花たち〉ではバラのリボンとおとめの花を演奏。
2部〈花々のおしゃべり〉ではシューベルトとシューマンの花にまつわる曲。〈フランスの花束〉ではプーランクやフォレ、ドビュッシーの愛らしい小品。
イギリス生まれのソプラノで、最初の曲は『ばらの花よりも甘く』パーセルは英語で始まりました。
ドイツ語やフランス語、ロシア語までやわらかい発音でそれぞれの言語を操っているように感じました。
キラキラと輝きがあり、まるで鈴を転がしているような響でした。時には囁き、時にはホールの隅々まで響き渡っていました。素晴らしいソプラノでした。
すごくピアニッシモの音を出したいとイメージしても、
実際に響かすときは力み過ぎてしまったり息が出すぎてしまったりと、
フォルテで歌う以上にテクニックが必要です。
サンプソンの演奏は、「え~そんなにピアニッシモなの??」驚きの連続でした。まるで囁いているように歌っているのです。
花々のいい匂いがホール一杯に広がっているような夢心地な一時でした。
暖かい気持ちで帰路につきました。
この演奏会の模様は来年2/23の午前5時からBSプレミアムで放送予定。
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