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2023.7.13❨木❩

小学3年生のN君が5月よりピアノのレッスンに通われています。

マスクしていることもありますが、音符読んだり、歌ったりのレッスン時に声が小さかったんです。シャイなのかぁ…。

 

慣れてきたらしっかり歌うかなぁ…と思いながら数回レッスン。あまり変わらず…でした。

一ヶ月くらい経った頃に「大きな声で歌って!」や「あれ、聞こえないなぁ」って注意するより、もっとピアノのことの話がしたいと私は思っているとN君に伝えました。

私 『ピアノ習いたいって言ったのは誰?』

N君『俺』

私『じゃー大きな声で歌えるね』

この会話から変わりました。すごいね!!

マスク越しでも楽しくレッスンしているのがよく分かりますよ。

レッスン終わって帰る時には、自主的に「ありがとうございました!」とにっこり笑って挨拶してくれます。

ご挨拶も大事なことですね。成長を見られることがとっても嬉しいです。

 

2023.6.29(木)

 

Tutti発表会おかげさまで無事終了しました♫

お忙しいところご来場くださりありがとうございました。ご家族の皆さま、ご友人、今回は出演されなかった教室の生徒さん方。最後まで温かい拍手を送ってくださり感謝の気持ちでいっぱいです。

コロナ禍での前回の発表会から2年が経ちました。油断はできませんが、少しずつ前のような日常が戻ってきました。舞台袖では演奏終わったピアノの生徒さん達はアルコール消毒をしてもらいました。マスクのお預かりもしていました。

 

先日ブログにも書きましたが、去年レッスン室でオジギソウを育てていました。子供も大人の生徒さんも楽しそうに葉っぱを触っていましたね。そのオジギソウが小さなフワフワのピンクのお花を咲かせ、種が取れました。

先月末に種を撒いたらなんと芽が出ました!! 2週間以上かかりましたがキョキっと芽が出た姿を見た時は興奮しました。

植物の成長を見ながら、生徒さん達も同じだなぁと強く思えてきました。なかなか譜読みの出来なかった生徒さんが翌週すらすら弾けていたり、難しそうだから曲を変えようかなぁと思っていた生徒さんが急に目覚めて練習してきたりと。生徒さんの成長はまさに新芽のようでした。

 

固い種の中に、そう生徒さんの中に頑張るエネルギーと無限の可能性、音楽が好きという心が詰まっているのがレッスンしていて感じられ嬉しかったです。新芽(生徒さん)が益々大きく、豊かな心に成長されるよう願っています。

Tuttiの名前のように多くの方に支えていただき、発表会を終えることが出来ました。本当にありがとうございました。

2023.6.12(月)

 

発表会まで2週間きりました。

一昨日プログラムも出来上がってきましたので、レッスン時にお配りしています。

毎日少しでも時間を見つけて練習してくださいね。身体に音楽が染み込むように、染み込んだ音楽が溢れでてくるように!

演奏後、よい笑顔で終われるようにしていきましょう♫

2023.6.12(月)

 

昨年、レッスン室で大事に生徒さん達と成長を見守ったオジギソウ。

10/9に可憐なお花が咲いたオジギソウ。

このあとお花から種が三粒取れました。5月になったら種を植えるとあったので種はビニール袋に入れて保存。

5/21に小さな鉢に撒きました。毎日ワクワク、鉢を覗いていました。そしたら、6/4にちっちゃな緑っぽいものが! おっ これは芽なのかな?

 

 

朝晩、母がお水をあげて面倒をみてくれていました。まだかな? どこかへ隠れてしまったの?

ここからちっちゃな緑ちゃんがいなくなってしまいました。2人とも諦めていたら…

今日、ちっちゃな緑ちゃんが葉っぱになってました。

生命力ってすごいです。神秘です。

すくすく成長していきますように!

 

2023.5.22(日)

3月後半にご両親と一緒に体験レッスンにみえた小学2年生のAちゃん。通っているお教室が閉鎖されるとのことで新しい教室を見つけておられました。

そして4月からレッスンスタートされました。年中さんの頃からピアノレッスンされてきたのでピアノは弾けるんですが…。音符がほとんど読めませでした。習ってこなかったのですね。私たちが言葉を話し、書けるのと同じように音楽を楽しみ、深めていくためには音楽という〘言語〙がとても大切です。

Aちゃんに、「必ず読めるようになるから頑張ろう!」と話をして音符読みから始めていきました。

バイエルを前に椅子に座るも、すぐに立って楽譜を見ていました。ちょっと分かって座って弾いてるなぁって思うと、また立って楽譜とにらめっこ。そんなレッスンが2回続きましたが、その後からは座ってます!  お家でも自主的に音読みを頑張っているからですね。読めるようになってきたら、レッスン終わった後のお顔も自信が溢れてきました。

入会されたばかりで発表会はどうしたらいいかしら…と思っていましたが、話をしてみたら1つ返事で出たい!と。

ピアノが大好き、人前で演奏するのも大好きな生徒さんでした。

どんどん成長されている姿が頼もしいです。

 

 

 

 

 

2023.4.20❨木❩

 

先日ランチタイムコンサートへ行ってきました。

11時半開演で途中15分の休憩がはいって13時終演。90分のコンパクトなリサイタルでしたが中身は盛り沢山で濃厚なひと時でした。

時間的に年齢層高めの音楽好きって雰囲気の方々でほぼ満席。着物の女性や羽織をかっこよく着られた男性の姿も。おしゃれをして演奏会に出かけられる世の中に戻りつつあることが嬉しく感じました。

第一曲目はヘンデル作曲 オペラ『アトランタ』より“Care  selve”。出だしのCの音が何とも澄んだお声で、向こう側が透けて見える?くらい透明感溢れるお声でした。「あーこの響きを体感できただけで今日は来てよかったぁ」と思ったくらい!

オペラ『セルセ』より“Ombra  mai   fu”もどこまでも滑らかで優しい風を感じました。

細かいパッセージを転がす他のヘンデルの曲は、ダ・カーポアリアに戻ってからの装飾音が少し変化球でしたね。よくある装飾とは違い、個性的で勉強になりました。

どの曲もよかったのですが、私はラフマニノフが逸品と思いました。ホール全体が鳴っているような豊かな響きと、透明感ある響きが大変コントロールされていました。プログラムの解説にあるようにリリックな作品からドラマティックな作品まで歌い分ける表現力は驚異的とありました。

衝撃!の一言につきます。

アンコール曲はダウランド作曲 Come again

10/31 王子ホールでリサイタルされるそうです。また聴きに行きたいです。

 

 

 

2023.4.14(金)

3年ぶりの東京 春 音楽祭が始まっています。12日に松井亜希さんのミュージアム・コンサートに行ってきました。

入口に大きなクジラ像でお馴染みの国立博物館。

この入口から2階の日本館講堂へ。日本館は国指定重要文化財でありネオルネサンス様式の重厚な建物で、時代をタイムスリップしたような素敵な空間でした。

おしゃれで不思議な子供の世界がテーマのプログラム。これだけのプログラムを組むためには沢山の曲を紐解いてプログラミングされたのだろうと驚きがまず先に。そして尊敬も…。

プーランクの〘くじびき〙はゆっくりな曲と速い曲とが交互にやってきて、また曲調もガラリと変わる歌曲集。1つ1つの曲は短いですが、音が鳴り出すと不思議な世界へあちこち連れて行ってもらったような気持ちになりました。

バーンスタインの〘わたしは音楽が大嫌い〙はタイトルを見てドキっ! 子供らしい、素直な考えや思い、気持ちが溢れている楽しい歌詞たちばかりでした。

クイズを出して、最後に答えで終る「大きいインディアンと小さいインディアン」はこんな歌もあるのねぇ…っとクスっと笑みが溢れます。

小さな鈴の音が聞こえてきました。休憩が終わるチャイムの変わりだったんです。会場の方が鳴らされていました。何だか新鮮!

それぞれの歌曲がパレットの上で混じりあったり、主張しあったり。心から楽しめて温かくなるコンサートでした。

アンコールは金子みすゞの「こころ」と「わらい」

 

2023.4.2❨日❩

5年ほどピアノのレッスンに通われているMちゃん。お父さまもビアノがお上手で発表会には毎回親子連弾で参加してくださいます。

Mちゃんの弟Rくんが3月からピアノレッスン始めました。指の形や力の入れ方は大事なのでちょっと細いかなぁ…と思いながらも丁寧にレッスンしています。

Rくんは自然ないい指の形で最初から弾けていました。習字を習っているからなのでしょうか?指のコントロールが細やか!  どんな風に成長されるのかとても楽しみです。

お家の中でピアノが自然に流れているのでしょうね。親子で、姉弟で音楽を楽しんでいかれたらいいなぁと願っています。

マスク越しでも、楽しそうにピアノ弾いているのが伝わっているお顔ですね。

2023.3.18❨土❩

今日は肌寒いですが、もう春です。

桜の便りも聞こえてきていますね。そしてもれなく花粉も飛んでいます(笑)

今年は私も生徒さんたちも花粉症の症状が強く出ています。歌っていると喉が痒い! レッスン室に入ってくるとまず目薬をさす方もおられます。ボックスティッシュ持参の生徒さんも!

もう少しの辛抱ですね。

一ヶ月前にいただいた桜の花束。固い蕾がたくさんついていました。

一足早く、満開の桜を堪能でき、幸せでした。

一ヶ月過ぎましたら、桜の花はちらほら。なんと葉桜に! すごい生命力ですね。エネルギーをたっぷり吸い込み元気をいただいています。

 

2023.3.18❨土❩

2月23日桶川市民ホール響の森にてニューイヤーガラコンサートが開催されました。多くのお客さまにお運びいただき客席はいっぱいに! 少しずつ音楽を楽しめる今まで通りの生活に戻ってきたのかなぁと心がふんわりとしました。

お教室の生徒さんもたくさん応援に来てくださいました。感謝いたします。

私は、川口耕平作曲「よかった」とプーランク作曲 オペラ《ティレジアスの乳房》より ~いいえ、旦那さま~の2曲を演奏しました。

大好きな日本歌曲で、優しい言葉を自分自身にも言い聞かせながら歌っています。河野進さんの詩は本当に温かいのです。歌詞の一部を…ほほえんでよかった  だまっていてよかった  悪口を言わないでよかった…と続いていきます。

《ティレジアスの乳房》は2台ピアノ オケスコアから伴奏を弾いてくださいました。1台のピアノとは違いよりオーケストラに近く、音にも厚みがありました。共演のピアニストの赤間亜紀子さん 宮津日留人さんの素晴らしい音楽に助けていただきながら何とか演奏することができました。反省すること沢山ありますが、ずっと歌ってみたいと思っていたアリアが歌えたことはよかったなぁ。またいつの日にか演奏する時まで、出来なかったところをコントロールできるようにしたいです。そして面白おかしく表情つけていかれるように練習、練習です。

この演奏会をかなり前から準備してくださった主催者のお二人、上尾新音楽の会合唱団の皆さま、そして出演者の皆さま ありがとうございました。そしてお疲れさまです。

 

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