2023.12.25(月)
今日はクリスマス。
小学生の生徒さんはサンタさんからのプレゼントの話を聞かせくれました。話がとまらなくなっちゃう生徒さんもいました(笑)
お手紙書いたのに、第2希望のプレゼントだったそうで朝から泣いた女の子。ゲームのソフトをプレゼントされた男の子。
小2のМ君はサンタの折り紙と「先生は歌うからのど飴をはい、プレゼント!」
うー優しいなぁ…。クリスマスの楽しい気持ちをお裾分けされたようで嬉しかったです。
初台の東京オペラシティのクリスマスツリー
いただき物のシュトーレンは少しずつ切って味わいました。
メリー・クリスマス!!
2023.12.17 (日)
先日、久喜市の高齢者大学 音楽クラブ主催のソプラノコンサートが無事に終わりました。
会場は鷲宮町役場の元議事堂だったところ。
今は久喜市鷲宮総合支所。眺めのよい5階が会場でした。
天井が半円のように高くて開放感ある、まるでホールのような空間。
当日は音楽クラブのみなさんや久喜市の職員の方々が午前中からピアノを移動したり、会場設営をしてくださいました。
椅子がきれいに、また互い違いにも並べてありました。みなさんが丁寧に会場を作ってくださったことが何より嬉しかったです。
山田耕筰や今年生誕100年にあたる中田喜直、なかにしあかねの作品など日本歌曲多めに演奏しました。クリスマスが近いのでメサイアからソプラノソロも2曲。
ピアニストは二宮万莉さん。
中田喜直の「魚とオレンジ」では細かなニュアンスを感じてチャッチしてくださり揺れ動く、弾けるくらいの喜びや1人の女性として変わっていく心のヒダをピアノで支え、導いてくださいました。
メサイアではピアノ一本でオーケストラのように雄大に語り、弾いてくださりました。
演奏の間には、作品の時代背景や作曲家や作詩家のエピソードなどをお話しました。初めて聴く曲でも身近に感じられ少しでも心に残っていただけたら嬉しいからです。
演奏中はお客さまが歌の世界にしっかりと入ってきてくださるのを強く感じました。練習中には得られない聴いてくださるお客さまとキャッチボールのように共に音楽できた喜びをたくさん感じられる演奏会になりました。
第2の人生を地域のみなさんと学び、活動されている高齢者大学の方々はとってもお元気。いくつになっても学び続けていかれるように私もなりたいなぁと思いました。
多くのお客さまにお運びいただけたこと、本当に嬉しいです。ありがとうございました。
最後にこの演奏会を準備してくださった音楽クラブのみなさん、久喜市の職員のみなさんには感謝の気持ちでいっぱいです。
終演後は学校なので?(笑)集合写真を撮りました!
2023.11.30(木)
11月から休会されていた大人の生徒さんがレッスン再開。2020年2月終わり頃が最後のレッスン。そうです! コロナ緊急事態宣言からのお休み。
その後、どうされているか時々思い出していたら、嬉しい再開のメールをいただきました。
お休みしていた期間、お母さまをご自宅で介護されていたそうです。
「ふるさと」をピアノに合わせてお母さまと歌われたり、「黒い瞳」を弾いていると曲名を当てられたりとピアノとの時間をおふたりで楽しまれたそうです。
先生に教えていただいた曲を母に聴いてもらうことができて、ありがとうございます!と涙ぐみながら話してくださいました。
お話を聞きながら私もじ~んとしました。
生徒さんがピアノも上達し、さらにご家族を音楽で元気づけられたとは何て素敵なことでしょう。
2023.11.25(土)
先週、マヨラ•カナームス東京のメサイアの演奏会に行ってきました。
来月メサイアを歌う機会があるのですが、全曲通して演奏会で聴いたことがなかったのでまずは勉強です。
メサイアはヘンデル作曲。今回の演奏会ではモーツァルト編曲版で演奏されました。原詩は英語ですがドイツ語でした。ちょっと不思議な感じです。
有名なソプラノのソロ曲『Rejoice』がテノールのソロになっていました。
へえー面白い!って心の中でつぶやきながら…。声種が違うと違う味わいがありますね。細かいパッセージが大変よくコントロールされて素晴らしい演奏でした。
プログラムの解説を読むとモーツァルト編曲版ではピッコロ、フルート、クラリネット、ホルン、トロンボーンといった管楽器が加わっていることからするとバロックから古典派へ音世界が大きく変わっていることが分かるとあります。
モーツァルト版は旋律や曲の枠組みはヘンデルのもので、足し算の和声が用いられて新しい豊かな響きに塗り替えた、原作とは一線を画する古典派の音楽であると書かれています。〔楽曲解説より〕
モーツァルトの躍動感、明るい響きがそのままメサイアでも強く感じられました。
ソリストさん、合唱、オケが大変まとまりがあり素晴らしい演奏でした。次は? 次は?とどんな音楽が繰り出されてくるかワクワクしながら聴いていました。
いい音楽を聴いてホールの扉を出ると真正面にクリスマスツリー!贅沢な気持ち!
2023.10.31(火)
レッスン室もハロウィンの飾りが少しあります。季節のものを模様替えすると必ず気がついてくれる生徒さんが何人もいます。わぁー可愛いとチェック。レッスンの途中で話題が広がります。何気ないおしゃべりで生徒さんの別の面を知ることができます。
近所のお花屋さんで見つけた植木鉢は「ソラナムパンプキン」 名前のとおりパンプキンの形をした実をつけています。かぼちゃの皮みたいな触り心地で固いです。
小学生の生徒さんは、みーんな触ってました(笑)
もちろん私もお花屋さんで見つけた時に速攻触りましたよ!
2023.10.31(火)
先日面白い本のお祭りに出かけてきました。
すずらん道りの両側に所狭しと出版社のワゴンが並んでいます。お外だからでしょうか…本屋さんとは違う雰囲気でワゴンを覗くとワクワク。ジャンルも様々。
本屋さん以外に近くのお店が出店も!タンドリーチキンの串を食べながら一休み。コーヒーや紅茶屋さんもありました。
気がつくと色々と買ってしまいました。
レッスンで使えそうな本もありました。
また来年も行きたいなぁ!
2023.10.11(水)
先日7日、埼音協のオータムコンサートがあり受付のお手伝いに行ってきました。
何年かぶりに埼音協の会員のみなさんにお会いしましたが、気さくにどの方々も話しかけてくださりすうっと馴染むことができたように思います。
私よりも先輩の方が、ずっとずっと真摯に音楽を学び、探求している姿に大変刺激を受けました。あんな風に私も歳を重ねても学び続けていかれたらいいなぁ~と思いました。
次回演奏会は2024年6月30日(日) 彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール
入会オーディションは2024年3月3日(日) 彩の国さいたま芸術劇場 大練習室
2023.10.1(日)
10月になり季節が秋へと進んできました。桜並木の下に真っ赤な彼岸花が咲いていましたよ。
先日の中秋の名月は、雲の中からチラっと満月が顔を出しました。
浅草にロシア料理を食べに行きました。食事のあと浅草寺までお散歩。雲に覆われ諦めていた時に奇跡的に見えました。スカイツリーと浅草の門と満月。
家の近くの駐車場から見上げたお月さま。
中秋の名月に3年連続で満月があたっていたそうですが、次は7年先になるのだとか。
ジャンヌトロワのお月見クッキー缶。今年もいただきました。薄い黄色の四角い缶でした。
2023.9.22(金)
昨日、公民館介護予防普及啓発事業《いきいき楽習7》 ミニコンサートが宮原公民館でありました。
定員20名のお客さまがお集まりくださりました。誠にありがとうございました。
初めての会場でしたのでどんな雰囲気でどんなお客さまかなぁ…とドキドキしていました。
作曲家についてや曲の解説などお話を交えながらのコンサート。
人数少なく、お一人お一人のスペース広めに椅子が列んでいたからだったのか固そうなお顔が正面に…。
砕けたお喋りをしてもクスッとならずにダジャレなんてとんでもない!
内心どうしましょう!!でした。
コンサートがだんだん進んでいきますと、お客さまの力が抜けていくのが演奏していて感じられました。そしてものすごい集中力で音楽と向き合ってくださいました。嬉しいことです。
音楽はやはり聴いてくださるお客さまがあってのことです。本当はすぐ前にいらっしゃるはずなのお客さまが、遠く感じてしまいました。そこを演奏と雰囲気づくりで近い距離にしていくのが私達なのです。今回はそこがとても勉強になりました。
第二部では肘マル体操や、身体を開いていく呼吸法を会場のみなさんと一緒にやってみました。この頃になると会場の雰囲気もいい感じに!
「里の秋」と「幸せなら手をたたこう」をみなさんと一緒に歌いました。すごい一体感をもって終わることができました。
伴奏の高澤亜依子さん。いつも私の演奏をサポートしてくださいます。時に寄り添うように、時にエネルギーをもってこちらに投げかけていってくださいます。
最後にこのコンサートのお声かけくださった担当の三上さん。
2016年に別の公民館でのコンサートの担当者さんでした。翌年移動された公民館にも呼んでくださいました。そして今回と忘ずに覚えていてくださることが何より嬉しいです。まるで音楽のリレーみたいですね。素敵なプログラム作りに、当日の会場設営など大変お世話になりました。
コンサートに関わってくださったすべての皆さまに、感謝の気持ちでいっぱいです。
2023.8.27(日)
25日(金) ナイトミュージアムを利用して東京都現代美術館で開催されているデイヴィッド•ホックニー展へ出かけてきました。
入場前の入口横。
写真? 絵画? なになに?
大きな作品に近づいて、椅子に腰掛けているホックニーさんの横へ。まるで同じ空間にいるような不思議な錯覚にとらわれました。
86歳のホックニーさんは現役の画家。写真を貼り合わせたフォトコラージュ。新しい絵画空間を作るためにコピー機やファクスを用いた作品。パソコンやiPadで描いた絵。現代の便利な道具を取り入れた作品なども生み出しています。
柔軟な心で文明の利器を取り入れて楽しく描か
れている作品はどれも温かいし、元気を貰えました。
『ノルマンディーの12ヶ月』は全長90メートルの大作。
新型コロナ禍をフランス•ノルマンディーで過ごした際に、身近な自然をタブレット端末iPadで描いた作品。コロナ禍をマイナスに取らないで、前向きに捉えて作品を生み出したのですね。
ぐるっと歩きながら四季折々の景色が楽しめ、まるでその自然の中を歩いているような気持ちになりました。爽やかな風まで見えるような…。
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