2024.4.9(火)
先週、お友達に誘われて池袋東武デパートのパン祭りへ。
パンが大好き! パンとの出会いにワクワク!
一通り、お店を見て周り気になったパン屋さんへ再び戻りお目当てのパンをゲット。
「フルーツサンドはつぶれやすいし、今食べたいよね」っということで半分づつ♡ イートインスペースでいただきました。イチゴサンドうまい!
帰宅してからはすぐに食べるパンと、冷凍してあとで楽しむ用とに仕分け。
お昼が楽しみ。
日曜日には六義園へ。小さなフワフワのくす玉のようなソメイヨシノが満開。青い空にピンクのくす玉達が輝いていました。
300年以上前に作られた大名庭園。四季それぞれ楽しめるように草木が茂っていました。
ソメイヨシノやしだれ桜は、毎春たくさんの人達を楽しませてきたのですね。そう考えると歴史の流れを感じます。
六義園の向かいにある東洋文庫ミュージアムへも足を伸ばしてきました。
静粛な空気が漂っていました。大きなソファーにゆったり座って貴重な蔵書と対面。
六義園の庭園も、こちらの蔵書も大切に大切に次の時代へと受け継がれていくのですね。
いつも慌しく時間が過ぎてしまう毎日。今日は特別ゆったりと時の流れを感じることのできる1日を過ごすことができました。
2024.3.28(木)
2024年度宝塚音楽学校に生徒さんが合格しました。おめでとうございます!!
5月から声楽のレッスンに通われていました中学3年生。初めての受験でしたが一発で夢を実現できました。
歌のポジションをつかみ始めたら、どんどんと成長しました。試験前は特に集中し、本当に目覚ましいものでした。ソルフェージュの勉強もコツコツと積み重ねて頑張りましたね。
未来のカタラジェンヌに大きく期待しています。
2024.3.23(土)
先日、桶川市民ホールでのスプリングコンサートが無事に終演。多くのお客さまにお運びいただきありがとうございました。
コンサートが始まる前に客席を偵察に行かれた出演者さんが、「お客さまがいっぱい!」と。より気合がソリストも合唱のみなさんも入っていたように思います。やはり舞台に一歩踏み出して行った時に
暖かく迎えていただけると本当に嬉しいものです。
今回は初めてメゾ·ソプラノ(小道一代さん)の方と二重唱を歌わせてもらいました。
ドリーブ作曲『ラクメ』より花の二重唱。3度で動くハーモニーがとても美しい曲。響きののった、繊細な息づかいが求められる難しい曲でした。ずっと前から演奏してみたかった曲でしたので、よい機会をいただけました。
小道さんには音楽的なことはもちろん、動きやタイミングなど沢山アドバイスくださり心強い先輩でした。
もう1曲はヨハン・シュトラウス作曲『こうもり』より 田舎娘に扮するときは。
妹役の石田明美さんとちょっとセリフもあり演技しながらお手伝いのアデーレになりきって登場。テンションすごく上げてました!(笑)
刑務所長フランクにパトロンになってもらおうと女優になりきってアピールしていく楽しいアリア。
スカーフの巻き方で田舎娘、女王様、パリの貴婦人と演じ分けをしてみました。手袋をつけていたのでスカーフが滑らないよう何度も練習。
2台ピアノとヴァイオリン、タンバリンの伴奏は華やかでありオーケストラのように支えてくださいました。テンポが揺れるところも寄り添いながら心地よく合わせることができました。感謝いたします。
終演後には懐かしい出会いもありました。15年以上前にコンサートで出会ったお客さま。それからずっとお年賀状のやり取りをしていました。1年に一度、母娘の様子を知ることが楽しみになっていました。そのお二人が神奈川県から来てくださいました。
音楽のご縁を強く感じた、幸せな1日でした!
2024.2.21(水)
12月に我が家に子犬が仲間入り!
ワクチン接種をすべて終えてトリミングに行ってきました。
行く前✨
トリミング後✨
動物好きの生徒さんや、譜読み頑張った生徒さん達がワンちゃんを抱っこ。
リビングにいる時はやんちゃなのですが、抱っこされている時は静かにしています。
名前は穹ちゃん(きゅうちゃん) 4ヶ月。
どうぞよろしくお願いします!
2024.2.14(水)
先日N響定期公演に行ってきました。指揮者井上道義さんが引退前の最後の定期公演での登壇とあってNHKホール全体がボルテージがあがっているように感じました。
前半は
♢ヨハン・シュトラウス2世作曲 ポルカ《クラップフェンの森で》 クックーと鳥のさえずる平和な光景。光が降り注ぐ大きな森の中でのんびりと爽やかな空気を吸い込んでいるようでした。小さな笛でクックーのさえずりが色々なタイミングで聴こえてくるのが楽しかったです。最後に笛を落とすハプニングつきでした(笑)
♢ショスタコーヴィチ作曲 舞台管弦楽のための組曲第一番 〘後進曲 リリックワルツ 小さなポルカ ワルツ2番〙 ショスタコーヴィチは難しいと思い込んでいたので、あら〜きれい!心地よい!が第1印象。1曲目と2曲目の間で前の方のお客さまが拍手されたら、井上道義さんがクルッと振り向いて「聞いてて」とジェスチャー。お茶目なお人柄が現れていました。
どちらの曲も指揮台には乗らずに、前後左右にまるでステップしているかのような身のこなし。そして指先からオケの音が紡ぎ出されていました。各パートのソロの部分は演奏者に委ねられていました。全体とのバランスも絶妙でマスクの下で私の顔はにっこり微笑んでいました。
後半は
◇ショスタコーヴィチ作曲 交響曲第13番「ビバ·ヤール」
男性合唱 オルフェイ·トレンガル男性合唱団がゆっくり整列。会場からは温かい拍手がおこりました。
バスソリストはアレクセイ·ティホミーロフ
第二次世界大戦中のウクライナで起きたナチスドイツによるユダヤ人の大量虐殺がテーマ。2日間で3万人以上の人が殺されたとあります。
プログラムノートに日本語の訳があったので、それを読みながら演奏を聴いていました。同じモチーフが終わりそうかなぁと思ってもどこかでずっと鳴っている。心がザワザワとする和音に打楽器の太鼓の振動。調性のない無調。
半分ほど進んできたところで、椅子から立ち上がって「止めて!!!!」と叫びたくなってしまいました。他の方は静かに座っているのに私はどうしたの?
動悸もしてきたぁ…どうしたらいいの?
これがショスタコーヴィチの呪いなの?
一緒に行った友人は途中で靴を脱いだと終わった後に聞きました。
初めて聴いたショスタコーヴィチはやはり衝撃でした。改めて音楽の力を体感。衝撃が大き過ぎてすぐにはブログが書けませんでした。
数日たった今だから…あの衝撃は人が人を殺したり争ったりしてはいけないというショスタコーヴィチの強い思いだったのかと。じんわりとまだ心を掴まれている気がします。
カーテンコール時にN響のヴァイオリンの女性が井上道義さんに真っ赤なバラの花束を渡されていました。オーケストラの団員から愛されていることが伝わってきました。
そしてお客さまが舞台の回りに降りてきて井上道義さんに大拍手。1人で舞台に上がってこられました。先程のバラの花束を女性のお客さまに差し上げていました。お客さまからも愛されている指揮者ですね。
2024.1.2(火)
あけましておめでとうございます。
お正月早々に能登地方の大きな地震。時間を追う事に被害の大きさが伝えられてきます。寒さを少しでも避けられ、早く穏やかな生活に戻られますようお祈りしています。
昨年は教室にとっての大イベント Tutti発表会を生徒さんやご家族のみなさんに支えていただきながら、無事に開催することができました。
発表会では少しレベルの高めの曲に取り組みました。特に初めて参加する生徒さんはまだ習っていない音符を一生懸命譜読みしました。発表会後にそれまでの教材に戻ると、音符が大きい! 簡単簡単! どんどん自分からすすんで譜読みが出来るように成長していましたね。生徒さん自身も大きな自信につながったのかなぁとレッスンしながら感じています。
また中学生の生徒さんは部活や勉強と上手に両立しながら取り組んでいましたね。
声楽の大人の生徒さんは、発表会で歌っていた他の生徒さんの曲を知り練習してみたいと積極的。
どの生徒さんにとっても実りの多い発表会となりました。次の発表会までは基本をしっかり! 自分自身にたくさんの種を撒きながらレッスンしていって欲しいです。
何気ない生徒さん方との会話が私の元気の源になっています。ポケモンの話で毎回盛り上がっている生徒さんもいますね。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
年明けは5日からレッスンスタート♫
2023.12.25(月)
今日はクリスマス。
小学生の生徒さんはサンタさんからのプレゼントの話を聞かせくれました。話がとまらなくなっちゃう生徒さんもいました(笑)
お手紙書いたのに、第2希望のプレゼントだったそうで朝から泣いた女の子。ゲームのソフトをプレゼントされた男の子。
小2のМ君はサンタの折り紙と「先生は歌うからのど飴をはい、プレゼント!」
うー優しいなぁ…。クリスマスの楽しい気持ちをお裾分けされたようで嬉しかったです。
初台の東京オペラシティのクリスマスツリー
いただき物のシュトーレンは少しずつ切って味わいました。
メリー・クリスマス!!
2023.12.17 (日)
先日、久喜市の高齢者大学 音楽クラブ主催のソプラノコンサートが無事に終わりました。
会場は鷲宮町役場の元議事堂だったところ。
今は久喜市鷲宮総合支所。眺めのよい5階が会場でした。
天井が半円のように高くて開放感ある、まるでホールのような空間。
当日は音楽クラブのみなさんや久喜市の職員の方々が午前中からピアノを移動したり、会場設営をしてくださいました。
椅子がきれいに、また互い違いにも並べてありました。みなさんが丁寧に会場を作ってくださったことが何より嬉しかったです。
山田耕筰や今年生誕100年にあたる中田喜直、なかにしあかねの作品など日本歌曲多めに演奏しました。クリスマスが近いのでメサイアからソプラノソロも2曲。
ピアニストは二宮万莉さん。
中田喜直の「魚とオレンジ」では細かなニュアンスを感じてチャッチしてくださり揺れ動く、弾けるくらいの喜びや1人の女性として変わっていく心のヒダをピアノで支え、導いてくださいました。
メサイアではピアノ一本でオーケストラのように雄大に語り、弾いてくださりました。
演奏の間には、作品の時代背景や作曲家や作詩家のエピソードなどをお話しました。初めて聴く曲でも身近に感じられ少しでも心に残っていただけたら嬉しいからです。
演奏中はお客さまが歌の世界にしっかりと入ってきてくださるのを強く感じました。練習中には得られない聴いてくださるお客さまとキャッチボールのように共に音楽できた喜びをたくさん感じられる演奏会になりました。
第2の人生を地域のみなさんと学び、活動されている高齢者大学の方々はとってもお元気。いくつになっても学び続けていかれるように私もなりたいなぁと思いました。
多くのお客さまにお運びいただけたこと、本当に嬉しいです。ありがとうございました。
最後にこの演奏会を準備してくださった音楽クラブのみなさん、久喜市の職員のみなさんには感謝の気持ちでいっぱいです。
終演後は学校なので?(笑)集合写真を撮りました!
2023.11.30(木)
11月から休会されていた大人の生徒さんがレッスン再開。2020年2月終わり頃が最後のレッスン。そうです! コロナ緊急事態宣言からのお休み。
その後、どうされているか時々思い出していたら、嬉しい再開のメールをいただきました。
お休みしていた期間、お母さまをご自宅で介護されていたそうです。
「ふるさと」をピアノに合わせてお母さまと歌われたり、「黒い瞳」を弾いていると曲名を当てられたりとピアノとの時間をおふたりで楽しまれたそうです。
先生に教えていただいた曲を母に聴いてもらうことができて、ありがとうございます!と涙ぐみながら話してくださいました。
お話を聞きながら私もじ~んとしました。
生徒さんがピアノも上達し、さらにご家族を音楽で元気づけられたとは何て素敵なことでしょう。
2023.11.25(土)
先週、マヨラ•カナームス東京のメサイアの演奏会に行ってきました。
来月メサイアを歌う機会があるのですが、全曲通して演奏会で聴いたことがなかったのでまずは勉強です。
メサイアはヘンデル作曲。今回の演奏会ではモーツァルト編曲版で演奏されました。原詩は英語ですがドイツ語でした。ちょっと不思議な感じです。
有名なソプラノのソロ曲『Rejoice』がテノールのソロになっていました。
へえー面白い!って心の中でつぶやきながら…。声種が違うと違う味わいがありますね。細かいパッセージが大変よくコントロールされて素晴らしい演奏でした。
プログラムの解説を読むとモーツァルト編曲版ではピッコロ、フルート、クラリネット、ホルン、トロンボーンといった管楽器が加わっていることからするとバロックから古典派へ音世界が大きく変わっていることが分かるとあります。
モーツァルト版は旋律や曲の枠組みはヘンデルのもので、足し算の和声が用いられて新しい豊かな響きに塗り替えた、原作とは一線を画する古典派の音楽であると書かれています。〔楽曲解説より〕
モーツァルトの躍動感、明るい響きがそのままメサイアでも強く感じられました。
ソリストさん、合唱、オケが大変まとまりがあり素晴らしい演奏でした。次は? 次は?とどんな音楽が繰り出されてくるかワクワクしながら聴いていました。
いい音楽を聴いてホールの扉を出ると真正面にクリスマスツリー!贅沢な気持ち!
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