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2024.5.30(木)

桶川市の小学5年生の生徒さんが入会されました。11月頃にレッスン問い合わせがありましたが、その時は空きがない状況でした。待っていてくださり4月から通ってくださっています。何だかご縁を感じます。

幼稚園の頃2年間レッスンしていたとのこと。体験レッスンの時、「くまのプーさん」の曲を難しい和音も合わせて両手で演奏してくれたRちゃん。きっとお家で一生懸命に練習したんだろうなぁって伝わってきました。

少しブランクがあるので、片手奏にもどってレッスン始めています。ト音記号と同時にへ音記号も読めるように音読の時間多めです。高学年になって再びピアノをやりたい!とのことなので音符が読めるようになったら好きな曲にもチャレンジできますからね!

第2のピアノ時間が楽しいものになりますように、応援しながらレッスン進めていけたらと思っています。

2024.5.24(金)

先日、永福町ソノリウムでのデュオコンサートに行ってきました。カウンターテナー中嶋俊晴さんとクラシックギター山本拓也さん。

歌とクラシックギターの共演は最高に素敵でした。そよ風のように優しく、ふんわりとお二人の紡ぎ出す音楽が何とも心地いい。

関西弁での曲の解説で時にはクスッとみなさんが笑っていました。でも前の週に歌われた会場はもっと笑いがあったと…。ウケなかったことに楽屋でしょげていたと話されていました。

 

前半はイギリス古謡。

イギリス古謡は言葉のあつかい方が特に美しいと解説されていました。その美しい言葉に音楽がより美しさを深めているのですね。心にスッと染み込んできました。

『サリーガーデン』『流れは広く』は楽しみにしていた曲でしたので最高♡大好きな人に包まれているような気分になりました。(歌詞の内容は違うのですが…)

後半は武満徹の作品。

中嶋さんの武満徹作品のCDを持っていますが、やはり生の演奏は素晴らしいです。

歌うのではなく、喋っている感じ! 学ぶところがいっぱいでした。

ギリギリになってのチケット購入でしたが、思い切って演奏会に伺えて本当によかった~

至福の時間となりました。

2024.5.2(木)

春休みに体験レッスンにみえた新小学6年生のR君。ピアノに男の子も女の子もありませんが、男の子の入会は微笑ましい気持ちになります。教室の男の子は、これで6人になりました!

 

どうしてピアノを始めようと思ったの?と尋ねると「ブルー·ジャイアント」のアニメに出会ってから音楽を始めたくなったそうです。この「ブルージャイアント」は地下鉄内で映画のポスターを見かけて、サックスが題材になっていて面白そうと気になっていたので私もタイトルだけは知っていました。ポスターかっこよかったし!

教材は、みんなのおけいこ②とピアノ·テクニックの本を使っています。

ハ長調、ト長調、ヘ長調の音階理論と和音から練習しています。Ⅰの和音は〘つぼみ〙 Ⅴ⁷の和音は〘ハチ〙と名前をつけていまして音を出す時に名前を言いながら弾いてもらいます。

不思議と手の力も抜け、三和音が同時に響くようになります。私は和音はチームだからねって声かけをしています。

思うようにつぼみ→ハチへと今は手が動きませんが、自宅でよく練習してきてくれます。スムーズに弾けるようになるまで、もう少し。弾きたいって気持ちがいっぱいの生徒さんですからこの先の成長が楽しみ。

ジャスが好きでスポティファイで聴いているそうです。お気に入りのミュージシャンはケニー·ドーハム、ソニー·ロリンズ、モンゴメリー♬

モンゴメリーは知ってるよって言ったら、R君の目がキラっとしてました。勉強しながらジャスを聴いているってカッコいいなぁ~。

ジャス好き、異色の生徒さんから新しいことを私も吸収しながらレッスンを進めていけたらいいなぁと思っています。

 

 

2024.4.10.(水)

新学期がスタート。生徒さんが教室に入ってくると、新しいクラスや先生のことをみんな話してくれます。

「私、何組になったか分かる?」って話す生徒さんが3人いました(笑)

不安な気持ちもあったでしょうが、みんな新しい環境に慣れていくのでしょうね。

「体操着の名札変えるの大変なんだって」

「今日の宿題は教科書に名前を書くことだけど、いっぱいあるから手伝ってね」とお母さんに助けてもらおうとしている生徒さん。沢山名前書くけど、新しい教科書との出会いも嬉しそうに感じました。

週の後半は、どんなお話が聞かれるかなぁ…。

また1つ学年が上がって、みんなのお顔が成長されました。

頑張って♬

2024.4.9(火)

 

先週、お友達に誘われて池袋東武デパートのパン祭りへ。

パンが大好き!  パンとの出会いにワクワク!

一通り、お店を見て周り気になったパン屋さんへ再び戻りお目当てのパンをゲット。

「フルーツサンドはつぶれやすいし、今食べたいよね」っということで半分づつ♡ イートインスペースでいただきました。イチゴサンドうまい!

 

帰宅してからはすぐに食べるパンと、冷凍してあとで楽しむ用とに仕分け。

お昼が楽しみ。

 

日曜日には六義園へ。小さなフワフワのくす玉のようなソメイヨシノが満開。青い空にピンクのくす玉達が輝いていました。

300年以上前に作られた大名庭園。四季それぞれ楽しめるように草木が茂っていました。

ソメイヨシノやしだれ桜は、毎春たくさんの人達を楽しませてきたのですね。そう考えると歴史の流れを感じます。

六義園の向かいにある東洋文庫ミュージアムへも足を伸ばしてきました。

静粛な空気が漂っていました。大きなソファーにゆったり座って貴重な蔵書と対面。

六義園の庭園も、こちらの蔵書も大切に大切に次の時代へと受け継がれていくのですね。

いつも慌しく時間が過ぎてしまう毎日。今日は特別ゆったりと時の流れを感じることのできる1日を過ごすことができました。

 

2024.3.28(木)

2024年度宝塚音楽学校に生徒さんが合格しました。おめでとうございます!!

5月から声楽のレッスンに通われていました中学3年生。初めての受験でしたが一発で夢を実現できました。

歌のポジションをつかみ始めたら、どんどんと成長しました。試験前は特に集中し、本当に目覚ましいものでした。ソルフェージュの勉強もコツコツと積み重ねて頑張りましたね。

未来のカタラジェンヌに大きく期待しています。

 

2024.3.23(土)

 

先日、桶川市民ホールでのスプリングコンサートが無事に終演。多くのお客さまにお運びいただきありがとうございました。

コンサートが始まる前に客席を偵察に行かれた出演者さんが、「お客さまがいっぱい!」と。より気合がソリストも合唱のみなさんも入っていたように思います。やはり舞台に一歩踏み出して行った時に

暖かく迎えていただけると本当に嬉しいものです。

 

今回は初めてメゾ·ソプラノ(小道一代さん)の方と二重唱を歌わせてもらいました。

ドリーブ作曲『ラクメ』より花の二重唱。3度で動くハーモニーがとても美しい曲。響きののった、繊細な息づかいが求められる難しい曲でした。ずっと前から演奏してみたかった曲でしたので、よい機会をいただけました。

小道さんには音楽的なことはもちろん、動きやタイミングなど沢山アドバイスくださり心強い先輩でした。

 

 

もう1曲はヨハン・シュトラウス作曲『こうもり』より 田舎娘に扮するときは。

妹役の石田明美さんとちょっとセリフもあり演技しながらお手伝いのアデーレになりきって登場。テンションすごく上げてました!(笑)

刑務所長フランクにパトロンになってもらおうと女優になりきってアピールしていく楽しいアリア。

スカーフの巻き方で田舎娘、女王様、パリの貴婦人と演じ分けをしてみました。手袋をつけていたのでスカーフが滑らないよう何度も練習。

2台ピアノとヴァイオリン、タンバリンの伴奏は華やかでありオーケストラのように支えてくださいました。テンポが揺れるところも寄り添いながら心地よく合わせることができました。感謝いたします。

 

終演後には懐かしい出会いもありました。15年以上前にコンサートで出会ったお客さま。それからずっとお年賀状のやり取りをしていました。1年に一度、母娘の様子を知ることが楽しみになっていました。そのお二人が神奈川県から来てくださいました。

音楽のご縁を強く感じた、幸せな1日でした!

2024.2.21(水)

12月に我が家に子犬が仲間入り!

ワクチン接種をすべて終えてトリミングに行ってきました。

行く前✨

トリミング後✨

動物好きの生徒さんや、譜読み頑張った生徒さん達がワンちゃんを抱っこ。

リビングにいる時はやんちゃなのですが、抱っこされている時は静かにしています。

名前は穹ちゃん(きゅうちゃん) 4ヶ月。

どうぞよろしくお願いします!

 

2024.2.14(水)

先日N響定期公演に行ってきました。指揮者井上道義さんが引退前の最後の定期公演での登壇とあってNHKホール全体がボルテージがあがっているように感じました。

前半は

♢ヨハン・シュトラウス2世作曲 ポルカ《クラップフェンの森で》 クックーと鳥のさえずる平和な光景。光が降り注ぐ大きな森の中でのんびりと爽やかな空気を吸い込んでいるようでした。小さな笛でクックーのさえずりが色々なタイミングで聴こえてくるのが楽しかったです。最後に笛を落とすハプニングつきでした(笑)

♢ショスタコーヴィチ作曲 舞台管弦楽のための組曲第一番 〘後進曲 リリックワルツ 小さなポルカ ワルツ2番〙  ショスタコーヴィチは難しいと思い込んでいたので、あら〜きれい!心地よい!が第1印象。1曲目と2曲目の間で前の方のお客さまが拍手されたら、井上道義さんがクルッと振り向いて「聞いてて」とジェスチャー。お茶目なお人柄が現れていました。

どちらの曲も指揮台には乗らずに、前後左右にまるでステップしているかのような身のこなし。そして指先からオケの音が紡ぎ出されていました。各パートのソロの部分は演奏者に委ねられていました。全体とのバランスも絶妙でマスクの下で私の顔はにっこり微笑んでいました。

 

後半は

◇ショスタコーヴィチ作曲 交響曲第13番「ビバ·ヤール」

男性合唱 オルフェイ·トレンガル男性合唱団がゆっくり整列。会場からは温かい拍手がおこりました。

バスソリストはアレクセイ·ティホミーロフ

第二次世界大戦中のウクライナで起きたナチスドイツによるユダヤ人の大量虐殺がテーマ。2日間で3万人以上の人が殺されたとあります。

プログラムノートに日本語の訳があったので、それを読みながら演奏を聴いていました。同じモチーフが終わりそうかなぁと思ってもどこかでずっと鳴っている。心がザワザワとする和音に打楽器の太鼓の振動。調性のない無調。

半分ほど進んできたところで、椅子から立ち上がって「止めて!!!!」と叫びたくなってしまいました。他の方は静かに座っているのに私はどうしたの?

動悸もしてきたぁ…どうしたらいいの?

これがショスタコーヴィチの呪いなの?

一緒に行った友人は途中で靴を脱いだと終わった後に聞きました。

初めて聴いたショスタコーヴィチはやはり衝撃でした。改めて音楽の力を体感。衝撃が大き過ぎてすぐにはブログが書けませんでした。

数日たった今だから…あの衝撃は人が人を殺したり争ったりしてはいけないというショスタコーヴィチの強い思いだったのかと。じんわりとまだ心を掴まれている気がします。

カーテンコール時にN響のヴァイオリンの女性が井上道義さんに真っ赤なバラの花束を渡されていました。オーケストラの団員から愛されていることが伝わってきました。

そしてお客さまが舞台の回りに降りてきて井上道義さんに大拍手。1人で舞台に上がってこられました。先程のバラの花束を女性のお客さまに差し上げていました。お客さまからも愛されている指揮者ですね。

2024.1.2(火)

あけましておめでとうございます。

 

 

お正月早々に能登地方の大きな地震。時間を追う事に被害の大きさが伝えられてきます。寒さを少しでも避けられ、早く穏やかな生活に戻られますようお祈りしています。

 

昨年は教室にとっての大イベント Tutti発表会を生徒さんやご家族のみなさんに支えていただきながら、無事に開催することができました。

発表会では少しレベルの高めの曲に取り組みました。特に初めて参加する生徒さんはまだ習っていない音符を一生懸命譜読みしました。発表会後にそれまでの教材に戻ると、音符が大きい! 簡単簡単! どんどん自分からすすんで譜読みが出来るように成長していましたね。生徒さん自身も大きな自信につながったのかなぁとレッスンしながら感じています。

また中学生の生徒さんは部活や勉強と上手に両立しながら取り組んでいましたね。

声楽の大人の生徒さんは、発表会で歌っていた他の生徒さんの曲を知り練習してみたいと積極的。

どの生徒さんにとっても実りの多い発表会となりました。次の発表会までは基本をしっかり! 自分自身にたくさんの種を撒きながらレッスンしていって欲しいです。

何気ない生徒さん方との会話が私の元気の源になっています。ポケモンの話で毎回盛り上がっている生徒さんもいますね。

 

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

年明けは5日からレッスンスタート♫

 

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