2019.9.10(火)
カワイ表参道の2階で樹原涼子先生の『即興演奏 12のとびら』の記念セミナーがあり参加してきました。
樹原涼子先生はおなじみ 〈ピアノランド〉シリーズの著者の方です。
大学時代の同級生に誘われて 即興演奏って分かるかなぁと内心思いながら出かけて行きました。
講座では…
♪どうしてこの教材を作ったのか、
♪いつもどんなことに気をつけてレッスンされているか、
♪生徒さんにどんなことを感じてほしいか
導入部分での話も大変興味深かったです。その中でも特に“音楽が立体的にみえてくる”ように生徒さんに伝えていくことが大切なこととおっしゃっていました。私も気をつけていることなのでこの言葉は心にスッと入ってきました。
実際にレッスンでどのように使っていくのかを、講座をうけている私たちが生徒役になったりしながら実践的にお話されていました。生徒さんに伝えてるときは短く&端的に。
少しづつの積み重ねによって、自宅で音楽作りを楽しむことが出来たら最高ですね!
空想話を膨らませていくように、響きのパレットをたくさん持って色彩豊かな音楽が自分の中から生まれてきたら素敵です。
たくさん刺激をもらってきたので、まず私自身が学んで
そしてレッスンに取り入れていこうと思います。
講座後に樹原涼子先生とこの本のイラストを担当されたトナカイフサコさんにサインを頂きました。
2019.8.29(木)
上尾の高校2年生Hさん。
中学3年生から声楽のレッスンに通っています。高校に入学してからは宝塚音楽学校の受験用のスクール(KIEミュージカルスクール)に入り本格的なレッスンを始めました。
このスクールでは、バレエ、ダンス、声楽(新曲)、面接などのレッスンが行われているそうです。通常レッスンの他に夏休みや冬休みには『特別講習』があり一次二次試験用の面接や模擬試験もあるそうです。
普段は地方に住んでいる方も休みの時に上京して特別講習を受けに来るそうです。ライバルはたくさんいますね。
模擬試験の結果について個別にアドバイスされ、きめ細かく受験対策をされているとのこと。
その講習中に去年より歌がすごくよくなっていると先生に言われたと先日のレッスン時に喜んで報告してくれました。私も嬉しいです。
音量がありしっかり歌える生徒さんでしたが、可憐で柔らかい声で歌うことがなかなか出来なかったのです。娘役さん希望ですから響きのある柔らかい声が出るようになって成長を感じています。
音大では、大学側で講習会が行われて専門の実技レッスンや新曲、聴音、楽典の授業があります。(冬期講習と夏期講習)
様々なかたちで受験対策のレッスンが行われていることを、宝塚音楽学校の受験生を通して知ることができました。
夢の宝塚音楽学校に入学のために、厳しいレッスンを頑張ってくださいね!
2019.8.9(金)
1年ほど前から一緒にグループレッスンを受けている方のコンサートが先月あり、聴きに行ってきました。
ボーカルスクールの先生が3人出演されたアットホームなコンサートでした。私の知りあいの方は元劇団四季の団員で2000回以上の舞台に立たれていた人。他の二人の方は古楽系の方、そしてフランスものの方。
3種(声)3様でそれぞれのいい所がうまく構成されているプログラムで大変楽しめました。またヘンデルもあり、中田喜直あり最後は3人でフレディ・マーキュリーのボヘミアン ラプソディ。
クラシックもポップスも今の時代は垣根がないとは言われていますが、クラシックオンリーできた私にとっては刺激的なコンサートでした。でもこんな風に楽しませる(いや、歌っている人が楽しんでいる)コンサートを通して見せ方、聴かせ方のヒントをたくさん教えてもらえる良い機会となりました。
私ももっと楽しもう!っと勇気をもらった気がします。
2019.7.23(火)
梅雨空に包まれた毎日ですが、学生さんは夏休みになりました。旅行に行ったり、友達とプールに行ったり楽しい予定が入っているのではないでしょうか?
そして学校の宿題や課題がたっぷり出ていることと思います。
教室でもこの夏休みが有意義なものとなるよう生徒さん一人一人に目標を立ててもらいました。
・エリーゼのために (ベートーヴェン)を弾けるようにする。
・毎週5曲づつ仕上げて合格する。
・教材を進めながら、発表会の時にリストにあがっていたけれども選ばなかった曲にチャレンジする。
・バイエルがあと数曲なので全部弾けるようにする。
・初めてイタリア歌曲を練習して歌えるようにしたい。
などなど、夏休み中にレベルアップできるように、レッスンしていきましょう。
楽しい思い出もいっぱいつくって欲しいです!
2019.6.30(日)
4月の中旬、定年を迎えた男性の方がピアノ体験レッスンにいらっしゃいました。
小学生の頃にピアノのレッスンをされていたそうで、その当時の楽譜を大切に取ってあるそうです。当日はレッスンしていた楽譜のリストが書いてあるメモを持っていらっしゃいました。
体験レッスンと言っても、どんな風にレッスンを進めていくのか。またSさんのピアノへの漠然とした目標を聞かせてもらい5月からレッスンを始めることになりました。
先ずはブランクがあるので、思ったとおりに指が動けるように簡単なテクニックの教則本を使うことにしました。 『ピアノ・テクニックの本』~永瀬まゆみ。
ハ長調やト長調、ヘ長調の調性の説明をして長調の音階を理解して各々の伴奏形を覚えてもらいました。3回のレッスンでしっかり理解されて弾けるようになってきました。真面目な生徒さんでメモしながらレッスンをしています。
毎回、音楽談義で楽しいレッスンです。なんと男性だけのコーラスにも入っているそうです。Sさんにとって音楽が身近なところにあるんだなぁと感じました。
ご自分でサラサラっと伴奏がつけられるようになりたいそうです。音楽の仕組みなどを理解して目標達成していきましょう!
あせらずボチボチとレッスンしていきましょう。
2019.6.23(日)
発表会の写真のプリントが出来上り、先週の水曜日の生徒さんよりお渡ししています。
ピアノの左側(低音部側)にカメラが設置されていたので、普段のアングルとは反対。演奏者の先に客席が見えるショット が撮影できるのです。そのアングルからの写真を見ると生徒さんがまるでドラマや映画の主人公になったようです。
演奏者の息づかいや音が聴こえてきそうな、すてきな写真がたくさんありました。
ホームページのギャラリーのところから、2019発表会の写真が見られます。
どうぞご覧ください。
2019.6.23(日)
北関東甲信越地方の音楽科・音楽コース・芸術系高等学校で学んでいる高校生達が集まり6月15日(土)に演奏会がありました。
今年で9回目だそうで、こういう取り組みをしていることを私は生徒さんのおかげで知りました。
埼玉県立伊奈学園総合高等学校芸術系の声楽科3年生の声楽さんYさん が学校代表で演奏会に出演しました。
学校毎に持ち時間があるそうで、伊奈学園総合高等学校からは声楽とピアノの生徒さんが各1名演奏。
埼玉県立大宮光陵高等学校は独奏(独唱)はなくアンサンブル3組の出演。
山田耕筰作曲 童謡百曲集より 『電話』
ベッリーニ作曲 私の偶像よ
2曲を演奏しました。当日、私は仕事があり聴きに行くことはできなかったのが残念です。
『電話』は曲の内容をしっかり理解してけたたましく電話が鳴る、出だしのところはレッスン時に特長をつかんで演奏できていましたね。
春を知らせるところを電話という手段を使ってお知らせする曲。 川路柳虹の歌詞は聴き手に柔らかく、優しい春をちょっと視点を変えて伝えているように思います。ユニークな世界観が私は好きです。
発表会の翌週で体と声のメンテナンスが難しかったと思いますが、よく頑張りました!
2019.6.10(月)
2年に1度の発表会が無事に終了しました。お忙しい中ご家族のみなさま、お友達のみなさんが最後まで温かく見守って、拍手を送ってくださいました。ありがとうございました。
今年は声楽の生徒さんが多く出演する発表会となりました。事前にリハーサル会やグループでの伴奏合わせの時間を持つことで人前で歌う場を経験してもらいました。レッスンではリラックスして歌えるのに緊張するとそうはいきませんね。でも怖がらずにどんどん人前に出ていって欲しいと思っています。
私の師事した先生がよく言っていた言葉があります。『10回のレッスンよりも1回の本番を経験する方がずっと勉強になる』と。年に1度の発表会はもちろんのことドイツ歌曲研究会や日本歌曲研究会などなど発表会以外にも歌える場を作ってくださいました。これからは私も生徒さん達にグループでのレッスンやちょこっと発表しあえる機会をつくっていければと考えています。
私の教室は合同発表会ではありませんので、とにかく一人でやる事がたくさんあります。生徒さんのお母さんにプログラム入力をお願いし、また別の生徒さんのお母さんに花スタンドのアレンジと小さい花束の用意を。また大人のピアノの生徒さんには朝から裏方さんをお願いし、色んな人たちのおかげで発表会をすることができました。
私は発表会は作品だと思っています。生徒さんのイメージにあう曲を決め、聴いてくださる方が楽しんでもらえるように全体のプログラムを組んでいく。実はこの作業がワクワクして私は好きです。
生徒さんたちはドレスを着たり、かわいい髪型にしてこの日の舞台を楽しんでいるように感じました。最後の集合写真でならんでみると何とも華やかでしたよ。
それぞれ出来た事、反省点をレッスン時に話し合いましょうね。新たな目標に向かって…。
最後に素敵なアレンジのお花を出してくださった柏屋楽器さん
調律の貫井さん いつも私の演奏を支えていただいてるお客さま
ありがとうございました!
2019.5.25(土)
2年に1度の発表会が近づいてきました。
10日あったゴールデンウィーク中には楽しいことに気が向いてしまい練習が足りなくなってしまうのではと内心心配をしていましたが、特に小学生のピアノの生徒さんは落ち着いて練習する時間をつくれていたように感じました。いつまでに仕上げるという目標を計画的に立て、練習していくことは勉強においても同じですからね。
ソロ曲は音楽的なことを話し合ったり、曲のイメージしやすいよう私からヒントを与えたりしながらもう少し深く心で感じて演奏できるようにレッスンしていけたらと思っています。
今回、声楽で出演される生徒さんが初めての方が多くいます。普段のレッスンでは歌えたとしても、緊張するとどうかしら?
伴奏合わせも含め、22日に4人程のグループをつくりリハーサル会を行いました。
緊張して固くなってる人、楽譜にかじりついててピアノの伴奏に合わない人、空間を感じる余裕がなくてこじんまりと歌っている人、普段と違う環境で焦っている人。
一人一人、様子は色々でしたが、緊張するとレッスンでは出てこない何かにブロックされて柔らかさがなくなる様子がよく分かりました。大変気づきのあったリハーサル会となりました。
あと何回かのレッスンの中で、みなさんの楽器(声)が柔らかく響くことができるようレッスンしていきましょう。
6/2は中、高校生のリハーサル会を行います。
2019.4.18(木)
1年ほど前に体験レッスンにいらしたMちゃん。その時は他の習いごととの兼ね合いもあり入会されませんでした。
3月にお電話をいただき、今年はピアノレッスンを始めたいとのことで4月からレッスンに通っています。他の教室には行かないで森音楽教室を選んでいただいたことが嬉しいです。
入ってすぐになってしまうのですが、2年に1度の発表会。せっかくですからとお話をしたらお母さんは出てほしいな、観てみたいなとのこと。Mちゃんもやってみる!の一事で6月の発表会に出演することになりました。何でも挑戦してみることは大事ですね。やる気を感じました。Mちゃんが発表会に出て良かったと心から思えるように選曲します。
“日々のストレス発散やくじけそうな時の秘密兵器としてピアノの存在があればいいなぁ” とお母さんが思っているそうです。秘密兵器って言葉はいいですね。
私も親に怒られた時や自分自身納得のいかないことがあった時はピアノに向かい合っていました。ピアノを弾くことで心のザワザワを沈めていた記憶があります。
長く長く、ピアノを楽しんでいかれるようにレッスンしていきましょう。
COPYRIGHT © 2016 Mori Yoko Music School All Rights Resereved.