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2020.1.14(金)

1月の末に、体験レッスンにみえた小学4年生Kちゃん。お母さんと少し緊張気味にレッスン室に入ってきました。初めての教室は大人でも緊張します。硬くならないようにKちゃんの様子をみながらレッスンをしようと心掛けてみました。

他の教室へレッスンに通っていた生徒さんでした。バイエル後半まで進んでいます。毎日30分ピアノの練習を欠かさないで続けていたがんばり屋さんです。

手首に力が入っていて、腕や指が自由に動かすことができてないなぁと感じました。『プレ・ピアノランド①』にある「ぱっちん ふわーっ」「うーわっ」「きつねとうさぎ」のページを使って打鍵の脱力やパワー強化、指の独立を歌いながらの指の準備運動を中心にレッスンをやってみました。そして2月からレッスンを始めることになりました。

Kちゃんには、この一連の指の準備運動と『ピアノテクニックの本』で脱力を身に付けてもらいたいのでしばらくは、修行ね!と伝えてあります。

今は楽しくないかもしれませんが、この先色々と楽しく弾けるようになるためにまずは修行!

1週間後のレッスンでは、もうしっかり変化が現れていました。がんばり屋ですからね。とても嬉しいです。

遠回りのように見えるかもしれませんが、優しいピアノの音が出せるようになります。

がんばってレッスンしていきましょうね。

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2020.2.8(土)

1月に川島町の小学1年生Sちゃんが体験レッスンを受けられました。そして今日からレッスンスタートです。

3年くらい前からヤマハのグループに通っていてそろそろ個人レッスンに変えようかとおばあちゃまが思っていたそうです。Sちゃんのおばあちゃまはこの教室に声楽レッスンに通ってこられている方。レッスン中にひょんなおしゃべりから、お孫さんのピアノの話になりまして体験レッスンをやってみることになったのです。本人(Sちゃん)の知らないところでレッスンの約束をして連れてこられていました(笑)

グループレッスンで取り組んでいるディズニーの曲をやってみることに。シンコペーションやタイなどがあり小学1年生にはちょい難しいなあという印象でした。楽譜より耳から入るレッスンがヤマハのやり方。しかし耳コピが出きてるところは弾けていても、ちょっとあやふやな箇所は弾けないですよね。

私のレッスンでは、シンコペーションは『ステーキ』や『ポタージュ』など身のまわりの言葉をヒントに理解をしてもらってます。

Sちゃんの楽譜に『ステーキ』って書いてみたらあやふやなところが完璧に! 弾けるようになるとSちゃんのお顔が変わってきました。とっても楽しそう。

楽しく弾いている姿をみると、こちらも嬉しいですね。子供らしい、素直な表情をみせてくれる生徒さんです。

ブログ用に写真を撮らせてってお願いしました。撮った写真を見せたら「かわいい!!」と一言。とびっきりの笑顔がいいですね。

このまま素直に育ってね。レッスンが楽しみです。

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2020.1.31(金)

先日の26日(日)に東京宝塚劇場にて宙組公演を観劇してきました。

105期生 宙組に配属になりました生徒さんの舞台を初めて観劇しました。

今年のお正月に【好き好き計画】(私のやりたいこと、目標&夢)を立てたのですがその1つがこの宝塚劇場に行く!!!があったのです。

たまたま家族が仕事関係で宙組のチケットが手に入るということで願いが叶ったのです。1月早々に夢が叶った~

前から6列目 端っこの席ではありましたが間近で、飛びっきりの笑顔を観ることができ幸せ!

花道で生徒さんの姿も見つけられ、思いっきりブンブン手を振っちゃいました(笑)

初めてレッスンに来た日を思い返し、出来なかったことが少しづつ出来るようになった日を思い返し、合格しましたの電話の声を思い返し…。胸が熱くなりながら立派な舞台人になった姿を追いかけるように見つめていました。

宝塚は夢の世界と言われていますが、本当に夢のような世界でした。はまっちゃうのも分かるなぁ~

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何度も観劇するお客さんの気持ちがよくよく理解できました。

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2020.1.31(土)

先日24日に杉並 永福町駅から少し歩いた住宅街の中にあるsonoriumu(ソノリウム)でのリサイタルに行ってきました。

中嶋俊晴さんはヘンデルのオペラ『リナルド』を観た後からブログを拝見していまして音楽に対して真摯に向き合っておられる方だなぁと思っていました。また関西人のノリで楽しいブログにクスッとしながら楽しく読んでいました。そのブログでリサイタルのことを知りました。

ピアニストさんが2年以上前まで今は亡き島田準子先生のレッスンの時に伴奏をお願いしていた白取さんだったのです。いつも包み込むような柔らかいピアノの伴奏に音楽の新たな気づきがたくさんありました。今思い返すと何とも至福なレッスンだったなぁと懐かしく思い出されます。

さて、リサイタルはと言いますと「いのちの対話」とあるように淡々と言葉が大切に語りかけてきました。歌のリサイタルではありますがお客さま一人一人に言葉を大事に届けているなぁとの印象。 さらさらと優しい時間が流れているようでした。

加藤昌則作曲/井上靖作詞 《挽歌》は心の柔らかくて深いところに響いてくる素晴らしい演奏でした。歌いながら中嶋さんの右目からぽろっと一粒涙が流れているのが席から見えました。役者さんのようですね。

白取さんのピアノは時にメロディや和音を先回りして奏でたり、感情いっぱいに表現したり、ぐっと抑えて表現したりと絶妙な演奏で素晴らしかったです。伴奏を弾いているところしか観たことがなかったので吉松隆の《ピアノ・フォリオ》や武満徹の《雨の樹素描Ⅱ》の独奏は白取さんのまた違う一面を味わうことが出来てとても良かったです。

また機会があったらぜひ演奏会に行ってみたいと思っています。

リサイタル後に白取さんと記念に1枚写真を撮らせてもらいました。

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2020.1.15(水)

13日に豊洲シビックセンター・ホールにてガラ・コンサートが無事に終りました。埼玉から遠いところまで聴きに来てくださった生徒さん。それから友人のみなさま お客さま 温かい応援をありがとうございました。

遠くにレインボーブリッジ そしてオリンピック会場が見えて見晴らし最高!


ピアノはファツィオリ。テレビで見たことありましたが、本物は初めてでした。明るい、温かみのある音色。このピアノで、このホールで演奏の機会をいただけて幸せです。

パネルが閉まるとシックな雰囲気に変わります。

演奏はといいますと、久しぶりに緊張しました。口から心臓が出そうなくらい緊張しました。たぶん『この道』が最初の曲だったから…。お客さま自身にイメージがしっかりとある曲は本当に怖い。歌の世界と受け取ってくださるお客さま世界観が糸のように折り重なって、広がっていかれたらいいなぁと思いながら演奏しました。

フランス歌曲は、まだまだやりたいこと、表現したいけど力不足で出来ないことがありました。1年後か 2年後か分かりませんが またレパートリーとして歌ってみたいと思っています。

アンコールは会場のみなさまと『冬の星座』を歌いました。ご一緒した出演者のご家族が撮った写真をいただいたので記念にアップします。

2020.1.6(月)

~音楽島 ガラ・コンサート~

日時2020.1.13(月 祝)

時間 13時30分開演(開場13時)

場所 豊洲シビックセンター・ホール

入場料2000円

ガラ・コンサートまであと1週間。

◆山田耕筰作曲 歌曲集『風に寄せて歌へる春の歌』より Ⅰ.青き臥床をわれ飾る Ⅱ.君がため織る綾錦 Ⅲ.光にふるひ、日に舞へる Ⅳ.たたえよ、しらべよ、歌ひつれよ

三木露風作詞の作品。文語体の歌詞なので言葉がすっと入ってこず、もっと詩の世界を膨らましていかないといけないところです。ピアノが歌の言葉のニュアンスを繊細に表現しているので和音の移り変わりをよく聴きながら演奏できたらと思っています。

◆山田耕筰作曲 この道

◆ショーソン作曲 蜂雀

とにかくメロディーが美しい曲。キラキラと色彩鮮やかに音色が変化できるように歌っていきたいです。柔らかさの中にフランス語の子音が奥にいかないように気をつけたいです。

◆ミヨー作曲 『ロンサールの歌』より *第3曲 おだまり、おしゃべりひばりよ *第4曲 神様護ってください

難しい曲に挑戦します。選んでから後悔しました(笑) ここまで来たらやるしかない!音楽が体にしっくりくるように歌いこんでいきたいです。

ピアノ伴奏の小島好弘先生が解説しながらすすめていく演奏会です。

お時間がございましたら、ぜひお出かけくださいませ。チケット問い合わせは私までよろしくお願いします。

2020.1.1元旦

明けましておめでとうございます。昨年もたくさんの方に支えていただき、また新しい出会いに感謝の気持ちでいっぱいです。

今年はネズミ年! (でも1月が過ぎると何年かを忘れてしまうのですが…)ネズミのようにちょこまかと色々なことに興味をもってフットワーク軽く動き回れたらと考えています。

教室の生徒さん達とは、敏感に何を思っているのかを感じとり、的確なアドバイスができるように私自身も勉強していきたいと思います。

新しい年がみなさんにとって笑顔溢れる年となりますように!

本年もよろしくお願いします。

2019.12.25(水)

1年のしめくくり、おさらい会をかねたクリスマス会を10時半~12時まで行いました。

幼稚園児と小学生の生徒さんが集まり毎年恒例で開催しています。本当は全員の生徒さんが数人で集まりおさらい会をしたいとは思っているのですが。時間を合わせるのが大変で出来ていません。改善して行きたいと考えています。人前で演奏することはレッスンでは得られない気づきがたくさんあると感じています。

まず、くじびきで弾く順番

決め。そして自己紹介をしてから演奏するようにしています。今年はピティナに4人の生徒さんが参加したので完成度の高い演奏でした。お友だちが頑張っている姿を見ると、よい意味で刺激されますね。

年末年始のお休みに入ります。宿題をたっぷり出してありますから、楽しい冬休みと そしてピアノも忘れずに!

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2019.12.13(金)

オペラを観に行ってから日にちがだいぶ経ってしまいましたが…感想を。

11/29と12/1北とぴあ さくらホールにてオペラ『リナルド』の公演があり私は2日目の方に行ってきました。

古典イタリア歌曲集に納められている「私を泣かせてください」。このアリアがリナルドのなかの作品です。

休憩を挟んで全3幕    3時間30分。おっと、ずいぶん長いのでした(笑)

 

3人のカウンターテナーを1度に聴くことができるなんて、贅沢!   タイトルロールを歌われたクリント・ファン・デア・リンデさん。かっちりと歌われ気品のある演奏でした。中嶋俊晴さんはまず日本人離れした体格で舞台栄えする方だなあが第一印象。緻密に、かつ音楽を楽しんでいるところが伝わってきました。

ゴッフレート役の布施奈緒子さん。昔…ブライダルのお仕事でご一緒していた方で今はバッハ・コレギウム・ジャパンでも大活躍されていて   もう遠い存在の方。十字軍の大将だったので  ズボン役。 お声も滑らか、円やかで難しい役どころを演じていましたがズボン役で格好良かったです。

ゲネプロの時に撮ったのでしょう。ロビーに各々の出演者の写真が貼り出してありました。

 

 

レスタティーボとアリアが交互に繰り返される当時のオペラ・セリアのスタイルで、単調にもなりそうですが、オーケストラと出演者のみなさんが素晴らしくずっと引き込まれていました。

また助演の3人がアリアを歌っている登場人物の心情をパントマイムで表現したり、

白い額縁が効果的に使われ人間関係や立場を示していてわかりやすい演出になっていました。それらも3時間以上のオペラを長く感じさせなかった要因になっていたと感じました。

 

終演後に楽屋をたずねて~

2019.11.25(月)

11月の始めにお父さんとお母さんと一緒に体験レッスンにみえたHちゃん。可愛い3歳10か月の女の子。ピアノが習いたくて習いたくて…音にとっても興味を持っている印象を受けました。

体験の2日後がレッスンスタート。「明日はピアノだね、たのしみだね」と寝たそうです。そうして朝起きたらお熱が出てしまいました。すっごく楽しみなことがある時って子供はお熱が出たりしますね。微笑ましいエピソードです。

 

3歳児さんのレッスンは私自身が初めてのことで、どの教材を使おうかと悩みました。はじめてピアノを弾く前に『よい耳☆よい手☆歌ごころ』とある〈プレ   ピアノランド〉①から始めることにしました。2ヶ月ほど前にこの教材を書かれた樹原涼子先生の講座を受けたこともあり、アプローチの仕方が素晴らしいと思ったからてす。

 

Hちゃんは恥ずかしがらずに、体を使って緊張と脱力の違い(手拍子やジャンプ)。右   左ゲーム。歩きながら歌ったりポーズしたりできます。

どんぐりころころがお気に入りで大きな声で振付け付きで歌ってくれます。小さい生徒さんはあまり音程がなく一本調子になりがちなのですが、Hちゃんは音程がしっかりしています。これはいい耳を持っているからですね。

 

音楽の可能性をいっぱい秘めている生徒さん。どんどん芽が出て    花が咲いていかれるように大事にレッスンを重ねていきたいと思います。

ちっちゃなピアニストさん!   がんばりましょうね♪

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