ページトップへ

2023.5.22(日)

3月後半にご両親と一緒に体験レッスンにみえた小学2年生のAちゃん。通っているお教室が閉鎖されるとのことで新しい教室を見つけておられました。

そして4月からレッスンスタートされました。年中さんの頃からピアノレッスンされてきたのでピアノは弾けるんですが…。音符がほとんど読めませでした。習ってこなかったのですね。私たちが言葉を話し、書けるのと同じように音楽を楽しみ、深めていくためには音楽という〘言語〙がとても大切です。

Aちゃんに、「必ず読めるようになるから頑張ろう!」と話をして音符読みから始めていきました。

バイエルを前に椅子に座るも、すぐに立って楽譜を見ていました。ちょっと分かって座って弾いてるなぁって思うと、また立って楽譜とにらめっこ。そんなレッスンが2回続きましたが、その後からは座ってます!  お家でも自主的に音読みを頑張っているからですね。読めるようになってきたら、レッスン終わった後のお顔も自信が溢れてきました。

入会されたばかりで発表会はどうしたらいいかしら…と思っていましたが、話をしてみたら1つ返事で出たい!と。

ピアノが大好き、人前で演奏するのも大好きな生徒さんでした。

どんどん成長されている姿が頼もしいです。

 

 

 

 

 

2023.4.20❨木❩

 

先日ランチタイムコンサートへ行ってきました。

11時半開演で途中15分の休憩がはいって13時終演。90分のコンパクトなリサイタルでしたが中身は盛り沢山で濃厚なひと時でした。

時間的に年齢層高めの音楽好きって雰囲気の方々でほぼ満席。着物の女性や羽織をかっこよく着られた男性の姿も。おしゃれをして演奏会に出かけられる世の中に戻りつつあることが嬉しく感じました。

第一曲目はヘンデル作曲 オペラ『アトランタ』より“Care  selve”。出だしのCの音が何とも澄んだお声で、向こう側が透けて見える?くらい透明感溢れるお声でした。「あーこの響きを体感できただけで今日は来てよかったぁ」と思ったくらい!

オペラ『セルセ』より“Ombra  mai   fu”もどこまでも滑らかで優しい風を感じました。

細かいパッセージを転がす他のヘンデルの曲は、ダ・カーポアリアに戻ってからの装飾音が少し変化球でしたね。よくある装飾とは違い、個性的で勉強になりました。

どの曲もよかったのですが、私はラフマニノフが逸品と思いました。ホール全体が鳴っているような豊かな響きと、透明感ある響きが大変コントロールされていました。プログラムの解説にあるようにリリックな作品からドラマティックな作品まで歌い分ける表現力は驚異的とありました。

衝撃!の一言につきます。

アンコール曲はダウランド作曲 Come again

10/31 王子ホールでリサイタルされるそうです。また聴きに行きたいです。

 

 

 

2023.4.14(金)

3年ぶりの東京 春 音楽祭が始まっています。12日に松井亜希さんのミュージアム・コンサートに行ってきました。

入口に大きなクジラ像でお馴染みの国立博物館。

この入口から2階の日本館講堂へ。日本館は国指定重要文化財でありネオルネサンス様式の重厚な建物で、時代をタイムスリップしたような素敵な空間でした。

おしゃれで不思議な子供の世界がテーマのプログラム。これだけのプログラムを組むためには沢山の曲を紐解いてプログラミングされたのだろうと驚きがまず先に。そして尊敬も…。

プーランクの〘くじびき〙はゆっくりな曲と速い曲とが交互にやってきて、また曲調もガラリと変わる歌曲集。1つ1つの曲は短いですが、音が鳴り出すと不思議な世界へあちこち連れて行ってもらったような気持ちになりました。

バーンスタインの〘わたしは音楽が大嫌い〙はタイトルを見てドキっ! 子供らしい、素直な考えや思い、気持ちが溢れている楽しい歌詞たちばかりでした。

クイズを出して、最後に答えで終る「大きいインディアンと小さいインディアン」はこんな歌もあるのねぇ…っとクスっと笑みが溢れます。

小さな鈴の音が聞こえてきました。休憩が終わるチャイムの変わりだったんです。会場の方が鳴らされていました。何だか新鮮!

それぞれの歌曲がパレットの上で混じりあったり、主張しあったり。心から楽しめて温かくなるコンサートでした。

アンコールは金子みすゞの「こころ」と「わらい」

 

2023.4.2❨日❩

5年ほどピアノのレッスンに通われているMちゃん。お父さまもビアノがお上手で発表会には毎回親子連弾で参加してくださいます。

Mちゃんの弟Rくんが3月からピアノレッスン始めました。指の形や力の入れ方は大事なのでちょっと細いかなぁ…と思いながらも丁寧にレッスンしています。

Rくんは自然ないい指の形で最初から弾けていました。習字を習っているからなのでしょうか?指のコントロールが細やか!  どんな風に成長されるのかとても楽しみです。

お家の中でピアノが自然に流れているのでしょうね。親子で、姉弟で音楽を楽しんでいかれたらいいなぁと願っています。

マスク越しでも、楽しそうにピアノ弾いているのが伝わっているお顔ですね。

2023.3.18❨土❩

今日は肌寒いですが、もう春です。

桜の便りも聞こえてきていますね。そしてもれなく花粉も飛んでいます(笑)

今年は私も生徒さんたちも花粉症の症状が強く出ています。歌っていると喉が痒い! レッスン室に入ってくるとまず目薬をさす方もおられます。ボックスティッシュ持参の生徒さんも!

もう少しの辛抱ですね。

一ヶ月前にいただいた桜の花束。固い蕾がたくさんついていました。

一足早く、満開の桜を堪能でき、幸せでした。

一ヶ月過ぎましたら、桜の花はちらほら。なんと葉桜に! すごい生命力ですね。エネルギーをたっぷり吸い込み元気をいただいています。

 

2023.3.18❨土❩

2月23日桶川市民ホール響の森にてニューイヤーガラコンサートが開催されました。多くのお客さまにお運びいただき客席はいっぱいに! 少しずつ音楽を楽しめる今まで通りの生活に戻ってきたのかなぁと心がふんわりとしました。

お教室の生徒さんもたくさん応援に来てくださいました。感謝いたします。

私は、川口耕平作曲「よかった」とプーランク作曲 オペラ《ティレジアスの乳房》より ~いいえ、旦那さま~の2曲を演奏しました。

大好きな日本歌曲で、優しい言葉を自分自身にも言い聞かせながら歌っています。河野進さんの詩は本当に温かいのです。歌詞の一部を…ほほえんでよかった  だまっていてよかった  悪口を言わないでよかった…と続いていきます。

《ティレジアスの乳房》は2台ピアノ オケスコアから伴奏を弾いてくださいました。1台のピアノとは違いよりオーケストラに近く、音にも厚みがありました。共演のピアニストの赤間亜紀子さん 宮津日留人さんの素晴らしい音楽に助けていただきながら何とか演奏することができました。反省すること沢山ありますが、ずっと歌ってみたいと思っていたアリアが歌えたことはよかったなぁ。またいつの日にか演奏する時まで、出来なかったところをコントロールできるようにしたいです。そして面白おかしく表情つけていかれるように練習、練習です。

この演奏会をかなり前から準備してくださった主催者のお二人、上尾新音楽の会合唱団の皆さま、そして出演者の皆さま ありがとうございました。そしてお疲れさまです。

 

2023.2.20(月)

今年も18日に大宮南公民館で春まちコンサートが開催されました。

コロナ禍で定員30名を予定していたところ沢山の申し込みがあり抽選に。少し増やしてくださり42名のお客さまが足を運んでくださいました。一週間前は埼玉でも雪が積もりましたが、当日は春まちコンサートのタイトルのように暖かく穏やかな1日でした。

毎年お会いしているお客さまとは1年ぶりの『こんにちは』を。初めての方は?とお尋ねしたところ10数名のお客さまがいらっしゃり『はじめまして』のご挨拶をしてコンサートがスタート。

山田耕筰作曲の童謡百曲集から「この道」「電話」などを演奏。

モーツァルトの「人気のない森で」「小鳥たちよ おまえたちは毎年····」のフランス歌曲を。

詩のテキストをお話しながら進めていきました。時には解説のメモ紙を見ながら、どんな歌詞なのか、いつ頃の作曲家なのかをつたない解説ではありますがより曲の背景を感じていただけたら…の思いからお話を入れています。

プーランクのオペラ《ティレジアスの乳房》から「いいえ、旦那さま」を演奏。ユニークな奇想天外なアリアをどう表現したらいいんだろう…と試行錯誤していました。ピアニストの高澤亜依子さんのピアノに助けてもらいながら私にとって初披露のアリアをなんとか歌いきることができました。こんな和音が下でなっているのかぁ。フラメンコの音楽が流れると呼吸が変わるなぁと合わせを重ねていきながら発見あり。まだまだ足りないことだらけでしたが私のレパートリーになっていったらいいなぁと思っています。

演奏会が終った後、あるお客さまから「歌もいいけど、お話が好きなのよー!」と言っていただき嬉しい気持ちになりました。(たどたどしいおしゃべりなのに…)

休憩をはさんで、2部はみなさんと一緒に歌うコーナー。身体が楽器なんだぁと感じてもらえるような呼吸法を立ち上がって実際にやってみました。

そのあと、『早春賦』と『たのしいね』を会場のみなさんと歌いました。

去年は心の中で歌いましょう!でしたので今回はマスクはつけてはいますが会場によく響いてよかったです。

夏から公民館は改装工事になるそうです。次にお会いするときはマスクなしで、みなさんお一人お一人のお顔を拝見しながらコンサートができるといいなぁと願っています。

蕾がたくさんついている桜の花束とチューリップの花束を頂戴しました。まさに春待ち!

 

 

2023.1.16(月)

 

教室にまた1人元気いっぱいの男の子が入会しました。体験レッスン時は私も多少緊張しますがM君は全く物怖じしませんでした。初めてのレッスンではないみたいにスムーズに進めることができました。持久走大会の頃だったので何位だったよ、とおしゃべりが止まらないくらいMくんが色々と話してくれました。よい時間を過ごすことができました。

12月からレッスンスタート。レッスンが始まったらレッスン中は集中しています。おしゃべりが止まらなくなってしまうかなぁ…と心配していましたが切替できてました。

プレ·ピアノランドの教材の中に指の体操で「きつね」と「うさぎ」があります。最初上手く、その指の形にするのが難しそうでしたが次のレッスン時には上手に!

お風呂の中で練習したよっと教えてくれました。

あ〜~嬉しいですね。日々の生活の中に音楽することが浸透していく様子を聞くことが本当に嬉しいことです。このまま自然に音楽大好きに成長していってほしいです。

 

2023.1.2(月)

あけましておめでとうございます。

昨年も教室へのご理解、ご協力いただきありがとうございます。

みなさまにとって、新しい年が笑顔溢れる幸多い年となりますよう…。

今年は2年に1度の教室の発表会があります。前回の発表会後に新しいちびっ子さんがたくさん入会されました。初デビューの生徒さんが多いので安心して演奏できるようにしっかりと準備していきたいなぁと思っています。ウサギが跳ねるように大きなステップアップの機会になりますようレッスンしていきましょう。

 

2回目、それ以上の生徒さんは少し上のレベルの曲に挑戦できるよう選曲していきましょう。

次の発表会の時にはマスクなしでレッスンできるのだろうと思っていましたが、まだまだ油断できませんね。

声楽のレッスンは、換気モーター付きアクリル板(生徒さんの手作り)を使ってのレッスン。

今年も教室が、元気の出るところ、気分転換のところになれるようにレッスンしていきたいと思います。

本年もよろしくお願いいたします!

2022.12.25(日)

 

11月に桶川市の4歳6ヶ月の生徒さんが体験レッスンに来ました。

お母さんの後ろに隠れて恥ずかしそうにレッスン室に入ってきたKくん。

でも体験レッスンは譜面台の前に一人でしっかり立ってレッスンを頑張りましたね。

体験レッスン中、生徒さんへ分かりやすく説明しているつもりでしたが、4歳児さんにとっては「??」って言葉があったのでしょうね。少し戸惑っている様子。まだまだ私が工夫していかないといけないなぁと反省しました。

お父さんがドラムをやっているそうです。ドラムが身近にある生活だったので、Kくんにはピアノが身近にあって欲しいとの願いがご両親にあると伺いました。Kくん自身もピアノを習っているいとこ達をみてやってみたい!と思ってくれたそうです。

 

12月からレッスンスタート。恥ずかしそうだったKくんもだんだんと慣れてきました。ピアノの音より大きな声で歌も歌えるようになりましたね。

お話したいことがあると、袖も優しく引っ張ったりツンツンしてくれます。う~かわいい!!

ゆっくり、ゆっくりレッスン進めていきましょうね。

とってもいい笑顔。

COPYRIGHT © 2016 Mori Yoko Music School All Rights Resereved.